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セブンズ フェイス [DVDやら映画やら]

いきなり「企画・原案~」のテロップでかなりおどろく。なんだか嫌な予感がする。高橋かおりさんの名前があったので借りたが、天本英世さんや岸部一徳さんの名前もあるし、きっと良いドラマに違いないはず。タイトルからして、心がアレなやつと想像してしまう。高橋さんは科学警察研究所心理研究室研究官、魚見奈々江という役。立てた襟と後ろに流した髪がかなりかっこいい。短く「よろしく」なんて言う台詞もかっこいい。毎回替わる衣装も見どころ。最初のスーツがいちばんかっこよかったか。ハイテク犯罪対策センターの三島役、梶原善さんが若い。八嶋智人さんに雰囲気が似ている。最近はちょっと情けなさそうな役のイメージの森下能幸さんが、けっこうハードボイルドな刑事役。現場の刑事に心理学とハイテクのプロフェッショナルを用意して事件に対応しようというのでしょう。それを束ねる本部長をアナウンサーの杉本清さんが演じているのだが、ていねいで良い声。棒っぽい台詞回しだけれども、それが逆に現実的な感じ。刑事のリーダー的存在の岸部さんもかなりかっこいい。冒頭のパトカー。岸部さんの松坂刑事と若い市山刑事。若い方のふてくされた顔と態度にイラっとする。この刑事が勝手に家宅侵入するわ、素性も知らない人に捜査のことをべらべら話すわと、何かとトラブルのタネ。よく刑事になれたものだと思う。魚見の爪の垢を煎じて飲むべき。最初の事件現場を覗いている女性がなんだかけっこう良い感じだが関係なかった。タバコを投げ捨てる人が気味悪い。野次馬をビデオカメラで撮る刑事。不審者がいないか確かめているのだろう。犯人は現場に戻るらしいし。掲示板で呼びかけられた人々が広場でノートPCを開く。皆さん携帯をつなげてモバイルしてますが、この頃だとエッジとか PHS もあったんではなかろうか。DDI Pocket の他にまだ ASTEL もあったはず。富士通の InterTOP を使っている人もいた。「過去に遭遇した強姦に虐待、人の不幸を再現する犯人と複数の容疑者たち、そして迎合する群衆」なんて興味をひくストーリーだと思いきや・・・だんだん尋常じゃない方向に・・・ハイテクな Web ページ犯罪に常識外れのファンタジーな結末へと進んでいく。この企画を通した人はすごい。おしゃれでかっこいい刑事ドラマだと思ったのか。しょっぱなのクレジットもある意味責任回避のためかも。でも若い刑事を除いて役者さんたちはみなすばらしい。容疑者の方たちの不敵さも良い。特典でメイキングがあるのが良かった。高橋さんも映っている。メイキングで「よく分からない」と感想をもらす奥菜恵さんが正直者。演じててなんのこっちゃと思っていたのかもしれない。被害者の親役でリリィさんが出ていた。キジマという人が司会とかをしている有吉さんみたいだなあと思ったら有吉さんだった。かなり悪人顔。ひき逃げ事故の解決はアレだなあと思ったらやっぱりアレだった。晴れ。


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