SSブログ

異次元へのパスポート(The Day Time Ended) [DVDやら映画やら]

古いテープからダビングしたような画質。衝撃的な映像を含むという警告あり。巨大な三つの星が爆発して超新星が誕生。それは100万年前の出来事だった。ウィリアム家族の新しい住まいは太陽光電池付きのモダンな建物。しかし砂漠の中。なんでこんなところに建てたんだか。孫のジェニーへの贈り物は馬。どうも豪勢な家族のようです。馬もちゃんとジェニー相手になついていて、演技が上手い。そんな馬と遊ぶジェニーが見た物は・・・そして家族が新居に入ってみると・・・。不思議な発光物体とか謎の飛行物体に謎の人。家族は出て行こうとするが車が変。しかし家だけでなくて、外も異常気象や通信の不通などでパニック。映像のせいか、車のヘッドライトもあやしい飛行物体に見えてしまう。家の中を巡回する、今でいえばドローンみたいな飛行物体。戦う怪獣たち。その皮膚感が生々しいマペットアニメーションがすばらしい。この映画の見ものは間違いなくこのマペット怪獣。フォークが刺さって苦しむ場面で柄だけ折れるところがかっこいい。飛び回る火花のような光と吹き荒れる風と不快な音響。その中をパパがもがくが、でっかい廃飛行機も揺れていて、下敷きになるんじゃないかと恐くなる。けっこう身体を張ったシーン。その旋風の中でジェニーとベスが・・・ここでようやくパパが世界が変なのだと気が付く。どうも星の爆発と超新星の誕生によってやってきた何かが悪さをしているらしいが、科学者的な登場人物がいないのでなかなか様子が分からない。ヒントは冒頭の「私」による時間についてのナレーション。もしかすると火花のような光は、それぞれが時間なのかもしれない。うーん、難しい。しかし最後はかなりあっさり。がっかり気味だったパパもちょっと元気になる。その後の彼の台詞が事象のすべてを物語る・・・衝撃のラストといえないこともない。台本を作っている側もどう終わらせるか困っていたのかも。可愛い姪っ子ベスのために人形を取りに行くスティーブがえらい。もうちょっとマペットアニメーションが見たかった。ジェニーはかわいいし、ママのベスはきれいで他の役者さんも素敵。ジェニーのパパの車がスバル。外でのバーベキューが美味しそう。不思議なストーリーに砂漠での撮影と、役者さんたちは頭脳や体力面も苦労されたのではなかろうか。晴れ・曇り・冷える。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-388907.html


共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。