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地球でたったふたり(Two girls on the earth) [DVDやら映画やら]

悪い人たちに追われるというよくありそうな話し。どんな風に終わらせてくれるのか楽しみなところだが、けっこう意外な展開だった。親の再婚で姉妹になった妹ユイと姉アイ。二人は血のつながらない姉妹。ユイの母親もアレだが、アイの父親がまずかった。中学生になった二人は家を出る。そして色々と危ない目にあってしまう話し。なんだかんだと暴れる人たちに追われる姉妹。女学生3人にからまれたアイがやり返すシーンはかなりそう快。地下歩道でバーンやっちゃっても応援したくなる。菅田俊さんが良い男。人情第一のヤクザらしい。菜葉菜さんのダメ親ぶりが良い。ダメな母親なのででしょうが、なんだか魅力的。同じくダメな夫とは別れようとするし、実の娘ユイには一応やさしいので困る。忍成修吾さんがテレビでの悪役以上の悪役ぶり。菅田さんの弟分だが、ほとんど兄貴的な弓削智久さんが怖い。メイクなんでしょうが、ユイの頬のキズが痛々しい。実は本当の役者姉妹だったことにおどろく。どうりで苗字がどちらも寉岡。やられてしまう人たちが大事な人以外はそれなりに悪い奴らばかりなので、けっこうスカッとする。ユイはお嬢さんなので分かりますが、アイが言葉やガラは悪いけれど、注射とか売りとか、悪いことを知らないことに好感が持てる。いちばん描きたかったシーンは、後半、ビルに逃げ込む二人と周囲の人々の静けさではなかろうか。ここで二人は大事な決断をする。それは今まで一度もしてこなかったこと。最後に出ていたのはやっぱり菅原文太さんだったのか。面白かった。冷える・曇り・雪。


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