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ターボキッド(Turbo Kid) [DVDやら映画やら]

会社のロゴがたくさん出てくる。車が登場しない映画。ガソリンが不足する世界だからエコな自転車にリヤカー。あまり見受けられなかった設定。自転車転倒も、バイオニック・ジェミーのようにスローモーションで写せば、立派なカー・クラッシュ。子供のような大人のようなアップルにおどろく。インパクト大。そして彼女の正体がすばらしい。アップルという名前は案外 Mac や iPhone の Apple からとられてたのかも。お母さんの「今度は自分で治しなさい」がゴミ置き場シーンに引っかかってくるとは。80年代テイストのなんでもありという内容の映画。木枯し紋次郎みたいな悪役も登場する。はっきりとした台詞はないが、おそらく彼がクレジットの「バウンティ・ハンター」のことなんだろう。自転車をこいで発電しいてる老人の姿に、「ソイレント・グリーン」のアーネスト・ボーグナインさんを思いだす。水製造の秘密も合わせて、「ソイレント・グリーン」へのオマージュ度は高そう。見た目はとうぜん「マッド・マックス」だが、悪役を考えると「新造人間キャシャーン」の変形ともいえる。自転車の利用とか、少しおバカな感じがありながらも、荒廃した世界を描く映画たちの中で、いちばん現実的な気がする。スプラッタなアクションの影で、少年が男になってゆく人生物語。家庭向けとか法人向けのアレといった設定も面白い。ローレンス・レボーフさんが演じるアップルがすごい映画。面白かった。雪だった。


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