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END CALL [DVDやら映画やら]

芳賀優里亜さんが出ている。メガネをかけた小夜子は誰?と思ったら臼田あさ美さんだった。投げやりさが見事だった。映像の感じが硬くて暗い。テレビ的でもなく映画でもない感じ。コントラストが強いというか独特な質感で不気味。携帯電話の携帯電話のストラップが Stratocaster。自傷シーンがけっこう怖い。今でいえばみんながデスノートを持っているようなものか。ある電話番号にかけると願いがかなう。その代わり通話時間というか、DOWNLOAD という表示なので、パケット通信時間分だけ命が短くなる。たぶん DOWNLOAD END で願いがかなうのだろう。そのかかった時間分、しっかりパケ死の請求書が来るのが面白い。もしかして携帯電話会社のサービスだったりして。ちなみにこの映画の携帯はソフトバンク。ソフトバンクならやりそうなサービス。舞と男二人が喫茶店で話しているときにグルグル回るカメラが面白い。涼子の部屋で涼子の姉、リツコと舞が話すシーン。二人の顔が話すたびに切り替わる。姉の顔が CG みたいに見えて不気味。舞が探し物をするとき、なぜか度々姉を見る。なぜ舞が姉を見るのか分からない。おかしな気でも感じるのか。それとも姉の視線が気になっただけなのか。これもそれも舞に罪の意識があるせいだろう。でも全部見ると、なんで姉がこの部屋にいたのか分かる気がする。むちゃくちゃ高い携帯代が請求されてきたので「バイトがんばる!」というのは、実際にありそうなこと。みなさん電話を解約されるわけにはいかない。臼田あさ美さんの怪演が光る映画。エンドロールでも最後に名前が出るくらいなので、かなり重要なポジション。劇中の音楽が良い。エンドロールの音楽は ROOSTERZ がギターインストをやっている感じ。全編とおして歌が無いのが良い。外資なので、変な日本語の歌がかかっても意味が分からんせいだろうか。最後は誰が悪かったのか分かるので、わりとすっきりする。諏訪太朗さんと渡辺哲さんのゲスな演技が光る映画。晴れ。


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