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リベンジ・トラップ/美しすぎる罠(Return to Sender) [DVDやら映画やら]

物語の変化をミランダの表情だけで進めていところがすごい。見たところ看護師ミランダは潔癖症。誰が使ったか分からないペンには触りたくない。そうかと思ったら、何やら自分のペンに思い入れがありそう。ウィリアムが襲うシーンのミランダに表情がすごい。ケビンは「傷つけるつもりはない」なんて言うが、やることが十分傷つけてるんだと腹が立つ。この襲うところとその後の様子をミランダの表情がよりリアルにしています。そして襲われた現場の後片付けをする父親。この一連の事件は物語の出発点。これがあるからいくらミランダがサイコな人だろうが、ウィリアムだけはとっちめてやってくれと思う。ミランダに親しくされて調子に乗るウィリアム自身がバカに見えます。潔癖症の人が乱暴されると、その心中たるやすさまじいものだろう。それが手のふるえとかにつながっていったんだろうなあ。ミランダの過去、特に母親との間にあった出来事を回想などで明確に知ることができない。おそらく母親も、ミランダと同じ症状で、彼女につらく当たっていたのかもと思う。しかし、ミランダの症状からして、それは彼女の思い込みだったかもしれない・・・なんてことは無いか。パパがこわしたフックが気になる。パパと口論するのはトラップか。ミランダの「本当に入ってる?」には拍手。ミランダのような状態になくても、病院の同僚やランドリーの女店員には腹が立ちそう。「手術ゲーム」で遊んでみたい。パパ役の人がニック・ノルティさんとは思わなかった。ケビンの最期はわからないけれど、こんな結末もありなのか。それにしてもベニーがかわいそうだった。雨、秋晴れ。


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エージェント・マロリー(Haywire) [DVDやら映画やら]

ニューヨークから始まる。「upstate」というのは北部と訳せば良いのか。「警戒を怠るな」は「Watch your step」。マロリー役の女優さんのことは知らなかったが、脇を固める俳優陣がゴージャス。あの人がアントニオ・バンデラスさんとは一見では分からなかった。マロリーは、体つきといい、走りの安定性といい、腕っぷしといい、とてもただの女優さんとは思えません。屋根に上って走るし拳銃、ナイフに絞め技等々なんでもやります。顔だけ見ていると強化版アナ・ケンドリックさんに見えたりする。政府のエージェント、マロリーがぬれ衣で追われるけれども、逃げて戦って、黒幕を追い詰める話し。よくありそうな話しの様子。ストーリー云々よりもマロリー役の女優さんのアクション見せが 95% の映画。設定的に良いところは、彼女には軍隊出のパパがいるというところ。こうしたエージェントものだと、たいてい孤独で孤高だったりするので。頼りになるのはパパだけなんです。腕っぷしもパパから鍛えられた様子。このへんは、全米のパパに受け入れられるところではないかなあ。そしてキスするマロリーと男の相棒。だいたいキスの後は裏切りと相場が決まっています。ダイナーや車の中の若者がもしかして・・・と疑いますがどうなることやら。なぜなら、名前とか、けっこう詳しいことを話している様子なので。しかしマイケル・ファスベンダーさん演じるポールは有能なようでちょっと抜けてます。殴る方が音や証拠も出ないので良いと思ったんでしょうか。しかし彼の殴られっぷりが清々しい。最後の恍惚だかなんだか分からない表情も素敵。「Wonder Woman...」とか言って、マロリーをからかった後の保安官たちの末路が、笑ってはいけませんが、まるでギャグ。やっていることはボーン云々とあまり変わらないのに、少しテンポがゆったりした感じがするのは、撮影と音楽のせいだろうか。追いかけっこシーンは、台詞どころか町の喧騒すらありません。このあたりはこだわりなんだろうか。秋晴れ。


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ヴェロニカ・ゲリン(Veronica Guerin) [DVDやら映画やら]

ヴェロニカが運転する車が真っ赤。見た目でいちばん目立つ。もうちょっと地味な色にしたら良いのに。ヴェロニカが来たとすぐわかってしまう。「SHARP」とプリントされたユニフォームも赤。彼女は赤が好きなのか。冒頭から悲しいのは、3歳くらいの子供が注射器で遊んでいるようなシーン。麻薬スラムといえるアパート。少年・少女の使うヘロイン。最初はタダであとはズボズボ。カーヒル殺しが IRA によるものとすり替わっているのが空恐ろしい。夫婦で踊るところに息子カハルが混じるシーンがすてき。撃たれた後、普通にふるまいながら、夫が来た時に見せる表情や態度に感心する。そして最期の表情も。この事件で彼女が有名になってしまうのは、悪党たちの予想したところだろうか。彼女に対するジャーナリストの陰口もひどい。トレイナーの前でぶちまけた女の子が心配。トレイナーはヴェロニカに惚れていたのか? 彼は善悪の間を取り持つことの存在感を楽しんでいたんだろうが、話せば話すほどボロが出てくるところはそう快。首筋に刺青がある男の存在感がまるでブラッド・ピットさんと思ったらコリン・ファレルさんだった。彼の眉毛が強烈。ヴェロニカが相手の敷地でひどく殴られたあとの音楽がのどか。そこには解決への希望が含まれているからだと思う。ラスト、本人の写真が映し出されるが、演じたケイト・ブランシェットさんとどことなく似ている。彼女を選んだ人がえらい。これは1990年代に実際にあった出来事らしい。彼女の死後、ダブリンが麻薬撲滅に動き出す。今更動いてもと悔やまれるが、ヴェロニカに「自警団だよ」とか、刑事に「安い給料で税金払って」云々とか、散々悪態をついていた下っ端たちが捕まるシーンがあるのが良い。「仁義なき戦い」なら山森の奥さんに相当する人が、資産を持って行かれてあたふたするところもそう快。とにかくヴェロニカが良い。普通に怖がるところも良い。撃たれたら泣くし、脅迫されればウゲーともどしたりする。ジャーナリズムの仕事を愛し、その責任と彼女は言うが、その根底には麻薬スラムで見た子供たちと、息子を重ねたのだと思う。後半で二人の看護婦やトラックドライバーにフォーカスが当たるところが面白い。彼らも事件の証人なんだな。髪型がダイアナ妃っぽい。最初のカーヒルによる仕打ちがかなりグロ。最後に流れる歌の訳がほしかった。面白かった。晴れ、雨、曇り。


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ゴジラ [DVDやら映画やら]

1954年、最初のゴジラ。下から上に流れるタイトルロールは、まさにロールしてます。開始早々のゴジラの咆こうと伊福部音楽。この二つで成功が約束されていた映画ではなかろうか。怪獣の声なんて想像したこと無いだろうし。さらに付け加えれば白黒映画というところ。夢は白黒だと言われたことがあった。白黒=ファンタジー。製作期間の制限から着ぐるみとミニチュアを選んだと記憶してますが、もし潤沢な製作時間があったなら、ハリーハウゼンのような人形による特撮になったのだろうか。この「製作期間」というのが、おそらく以後に特撮に関わってきたことだろう。早く出来れば、みなさん早い方法を選びます。すばらしいアイデアであり、反面、これは功罪かも。河内桃子さんというヒロインが存在しながら、「キングコング」のような美女と野獣的関係が設定されなかったところもすばらしい。変なプロデューサーなら、山根恵美子とゴジラの愛情的関係を求めたかもしれない。恵美子と尾形と芹沢博士の関係や、芹沢が恵美子に研究を見せるシーン、国会での論争、学術的理由でゴジラを殺したくない山根博士などなど、子供向けではない。ビルの陰で「おとうちゃま・・」と話している親子が悲しい。放送中継している塔が倒れるシーンで、眼下に見える住宅の屋根が映し出されるところが効果的で怖い。退避命令が出ている中、恵美子に「お父さんに了解をとりつけよう」なんて言う尾形はバカじゃないかと思ったが、明日は死ぬかもしれないと考えるとしかたないか。既に言い伝えとしてゴジラという名前が広まっている。ゴジラはジュラ紀の生物。トリロバイトが付着していた。その粘土にはストロンチウム90が含まれていた。それは水爆の放射能。ゴジラも水爆放射性因子を浴びている。ゴジラは水爆によって眠りから覚まされた。だからゴジラは水爆によってでかくなったわけではないと思える。ゴジラの出自はただの恐竜、古い生物だった。「放射能マグロ」、「長崎の原爆から逃げてきた」、「疎開先をさがさなきゃ」、「あの戦争がなければ」などなど時代を分からせるキーワード。この映画の山場は、オキシジェン・デストロイヤーを使うか否か。芹沢博士はゴジラを倒せるかもしれないが、それは人類にとってはゴジラ以上の存在になるという、科学者のジレンマ。悲惨な戦争とか原爆とかはゴジラと芹沢博士にとっては低次元の話しかもしれない。研究書類を目に焼き付けるように見てから燃やす姿は見事。安易に戦争で狂ってしまった「マッド・サイエンティスト」という設定にされなくて良かった。最後、甲板の上で山根博士と芹沢博士が並ぶ姿は、着ている服のせいもあるが親子や兄弟に見える。分野こそ違えど、学者として相通じるものが見えそうなカット。尾形との関係とはちがう。芹沢とゴジラを失った喪失感の中、「ゴジラが最後の一匹だとは思えない」と口にする山根博士。そのときの表情が良い。そうすると2作目以降は、違うゴジラ。それから今まで、ゴジラ自身がやられた記憶がないので、ずーっと2体目だったということか。ご苦労様でした。フリゲート艦隊と大戦争マーチがそう快。オープニングで、おそわれた船の甲板に見えるピックギターが悲しい。ゴジラの足元にぶつかってゆく列車、防衛隊から出動する建設機械など、現在のシン・ゴジラでも見たことがある光景につながります。国対ゴジラというよりは、人間対ゴジラ、芹沢博士対ゴジラ。久々に見たがやっぱり面白かった。晴れ、雨。


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tY:近況56(映画 シン・ゴジラとか)
ゴジラ (1984年版)


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マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 [DVDやら映画やら]

昭和45年から始まる。若き源流と三徳に美央、そして宋和尚。字幕が付いているので名前が分かりやすい。そして現代。倉田保昭さんが三徳。そして源流があの人。この二人の初対決というのも話題となったらしい。タイトルロールで出てくる「木下あゆ美」に「芳賀優里亜」のお名前。なんとゴージャスな映画。しょっぱなから、悪人一人対イサムたち大勢の集団アクション。このシーンが長くて、よく体力が続くもんだと感動する。しかし五重塔にあんな秘密があったとは・・・定期的に鬼を封印する儀式のため、昔の七人衆たちを探す旅に出るアユミ。鬼側はけっこうシリアスなのだが、アユミチームはドタバタ調。特訓風景も面白い。何より師匠の倉田さんがお茶目。「マジ?」に「マジじゃ」で返したり、札の効力が三日だったり、美央の写真に「答えてくれよ」とグチったり、のろけたり、メンバー相手にがっかりしたり、昔を思い出してニヤニヤしたりと、気の抜け方が素敵。しかし、でこぼこなメンバーを前にしてもカッとならず、動じない姿も素晴らしい。アユミがそろえたメンバーがそれぞれ特色があって面白い。その中でも芳賀さんは知能担当。小文書なんて楽々読解します。すごい。千葉さんカット、倉田さんのカット、アユミたちのカット、そして篁のカットなど、それぞれがシリアスだったりコミカルだったりと、特長的飽きない・面白い。ひとつの映画で三本くらい見ているよう。敵アジトのアリの巣的断面図的カットが斬新で笑った。見どころは三徳対源流、アユミ対イサムのアクション。特に三徳対源流は時間は長いし、拳に肉体に刀に棒に念仏と多彩な技の応酬。すばらしい。味方同士が戦わなければならない展開も面白いが、さすが千葉ちゃん、その先のどんでん返しが素晴らしい。振り返ればこの物語に悪人はいなかったかもしれない。これが男リーダーの戦隊ものなら、「篁コノヤロー!」で爆破して終り。アユミがリーダーで良かった。松村雄基さんの篁役もうまい。無駄シーン無し+テンポの良さがそう快なアクション映画。芳賀さんにメガネが似合ってます。脳天シャーペンの使い方がえぐい。この七人衆でまたやってくれないかと思ったら、もう10年前の映画だった。木下さんは少年みたい。吉川晃司+特撮という疾走感のある音楽がアクションを盛りあげる。戦隊ものやライダーもの、ウルトラマンとか、特撮関係の方がたくさん出ている。秋山莉奈さんもメイド役で出てた。ちょっとだけだが。人材を有効活用する東映すごい。


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赤×ピンク [DVDやら映画やら]

皐月をはじめ、みなさんは何か秘密や悩みがありそう。皐月の悩みは他の人に比べれば、まだ良い方かもしれない。母親に見つけられたエロ本に「それはオレのだ」とか言う父親って「良いところあんじゃないの」と思うのだが、それにも人格が否定されたと考えてしまうのか。彼女やミーコよりも、あとから入ってきたロリな人がこわい。あの家庭じゃトラウマ必至。SM 女王のミーコ曰く「何を求められているのかはっきりしているので居心地がいい」。なるほど。見どころはどうしても皐月というか芳賀さんです。もういいですというくらいムフフな姿。一大決心でこの役を受けたんではないでしょうか。彼女にばかり目がいってしまうので、相手役の方が少しかわいそうでもある。皐月に「あんたの格闘スタイルって何」と言われたミーコ。彼女のクライマックスを見ると、なんだかんだいってそれは「力技」だった。そのストロングスタイルがけっこう体型と合っている気がします。この水崎綾女さんという人は、高橋メリーさんと似て見えるときがある。家族連れで見るのは勇気がいるかもしれないが、親切なところは字幕が付いていることです。あまり大きな音にしたくない時はとても便利だと思ったりする・・・。結局千夏が悪かったのか。しかし、彼女という石が投げ込まれたせいで、ガールズ・ブラッドは成長したわけだ。女子たちの悩みや葛藤に成長がテーマなんでしょうが、見た目で考えるとアクション+芳賀さんのための映画。赤×ピンクは「赤かけるピンク」「赤対ピンク」とか読めそうですが、重要なのは「赤」とか「ピンク」より、真ん中の「×」ではないか。劇中でも「×」の形で寝そべっているシーンがありました。この「×」は罰点の「バツ」か○ックスの「エックス」か。人数が集まればパワーも倍々の「掛ける」の「×」か。もしかして赤に白が混ざるとピンクになることに関係するのか。意味があるのか無いのか、気になるタイトル。晴れ・雨。


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ハッピーボイス・キラー(The Voices) [DVDやら映画やら]

町だったか会社だったか、「ミルトン」という名前が、映画「ショック・トリートメント」の「デントン」を連想させます。「ショック・トリートメント」みたいにミュージカル映画ではないけれど、劇中の歌が気になる映画。「The Voices」のタイトルの下で血が一直線に流れる動きがかっこいい。中華料理を食べながら中国人のエルビスやカンフーとかを見た帰り、車の中で涙ぐむジュリーが痛々しい。「発見されたら CSI:ミルトンだ」というのはオリジナル日本語訳かと思ったら、ちゃんとそう言っているようで笑う。けっこう深刻なコメディ映画。ジェリーの出自がかなり悲しい。タッパウエアを積み上げる時のジェリーの真剣な表情が怖い。他にも見せる表情で連想したのが映画「サイコ」のノーマン・ベイツ。バーでジェリーとリサがネコについて語る内容に感心した。たしかにどっちがボスか分からないかも。仮に天使と悪魔がいるならば、犬のボスコは天使でネコのウィスカーズは悪魔。理性と本能。死んでしまった女性の声が聞こえるということは、ボスコにウィスカーズも実は死んでいたりして・・・と思ったがそんなことはなさそう。ボスコとウィスカーズは、ジェリーの人格なのだと思う。他の映画を見ても思ったが、自分の人格を他人、この映画では犬・ネコに移すような多重人格があるとこわい。だろうけれど、死んでしまったリサやフィオナが話しているのは彼の妄想だろう。死んでしまったリサやフィオナが話すのは彼の妄想だろう。しかし、幼いころから他の声が聴こえるのみならず、母親とのああいう出来事があっては、気がおかしくならない方がおかしい。素直に心の病による話しと思うことにする。エンドクレジットで歌うジュリー。リサたちと歌い踊る彼はおそらく逝ってしまったのだろう。逝ってしまってようやく治った。ラストの歌ではジェリーに対して恨みっこ無しのような女性たちだが、それもジュリーの世界での話しか。なんとも考えさせられてしまうホラーというかスプラッタ映画。アナ・ケンドリックさんが出ていたことが見た一因だが、ジェリーが映画「デッドプール」の人だと思わなかった。どっちも情緒不安定ではありそうですが。晴れ。


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アメリカン・バーガー(American Burger) [DVDやら映画やら]

「アメリカン・バーガー」のプロモーションビデオ撮影の様子から始まる。タイトルロールが楽しい。「Fat Nerd」とか「Preppy Nerd」とか「Wonky Eyes Nerd」とか、ナードばっかり。他にも「Nice Cheerleader」、「Ponytail Cheerleader」に「Quarterback」など、みなさん名前が無い。敵も味方も一人じゃなくて複数なのが良い。最初のシーンではあまりに人が多くて、手に余るんじゃないかと思っていたら、開始早々ドバドバやってくれます。それぞれの登場人物でラブストーリーだったりイメージビデオぽかったり、シーンのイメージを明確に変えているところが面白い。返り血で染まったバイザーから見るシーンは P.O.V. っぽい。追いかけっこで急にスローモーションになるところで、Nice Cheerleader の身体的能力の高さに感心する。チアリーダーなので当たりまえか。エンドロールが出るのもお楽しみ。サスペンダーをした Preppy Nerd と太った Fat Nerd は性格が病気。あまり付き合いたくはない。彼らはモテない二人かもしれないが、やりたい放題なので同情の余地をまったく持てない。まだスポーツマンな Quarterback の方が良さそうに見える。アイドルのイメージビデオみたいなシーンが多い Adorable Cheerleader は、なんだか飛行機事故で生き残った少女がアマゾンの中を歩き回って生還した映画を思い出す。音楽の雰囲気が「ロッキー・ホラー・ショー」な感じ。「スター・ウォーズ」とか「ランボー」とか映画ネタが色々出てくる。それらを抜きにしても、どこかで見たことがあるようなデジャヴな感じがする映画。色味というか質感が古いんだろうか。登場人物の雰囲気だろうか。誰が最後まで生き残るのかがお楽しみ。最後、パスポートチェックが追加されたのが面白い。タイトルの「アメリカン」は、「アメリカ人」と訳せばそのままの意味になって、直球な良いタイトル。とてもナツメロな匂いのするホラー映画。晴れ。


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