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パージ:アナーキー(The Purge: Anarchy) [DVDやら映画やら]

1作目では一軒家で起きたパージの夜の出来事。今回はパージが行われる街中の様子を描いたもの。街中を縦横無尽。逃げ遅れた人が追われるところもフィーチャーされている。街中だけでなく1作目のような家庭内パージも見れたりする。消されていくのは銃とか武器を買ったりセキュリティする金が無い者たち。つまりお金持ちだけが残る世界。ということはすべての人々が武装・セキュリティされたことが確認されたら、パージ法は不要になるんだろうか。それとも一定の人口を保つため、不定期で行われたりして。けっこう手に汗握る。ポスターとか DVD のジャケットにもなっている、白塗りのドゥームズ・メタルみたいな人は誰なのかとか、その他にも、セレブなやつらとか、色んな人や一派が出てくるところが面白い。そういう人たちがパージを作ってパージで稼いでパージで国に奉仕したりするという、とてもひどいエコサイクル。レオがかなり不憫。なぜみんな彼が息子の復しゅうをしようとしていると思うんだろう。彼は何もはっきり語っていなかったような。もしかしたら命がけで助けに行くところかもしれないのに。それとも話してたか? どちらにしろ、自分たちが助かりたいがために、ウソまで言ってレオを引き止める。そんなヘッポコだったママが6時になったとたん、「車はあるか!」ってさっきまで乗ってたよなあと思うし、「生きるの!」とか言うのを見ると、ちょっとくやしい。あ、もしかして運転免許がなかったのか。しかし、そんなママを差し引いてもラストはけっこうすがすがしい。パージについて少し明らかになる作品。つまりパージはアレの抑制。おそらくパージは消えることがない。「パージ:○○○」とか色々続きそう。今度はパージの親玉とかが出てきたりして。「バトル・ロワイアル」あたりから派手になってきた淘汰ゲームは、「ハンガーゲーム」だと未来的すぎますが、この「パージ」あたりは少し身近で怖い。ちょっとゲスいなあと思った男シェーンだが、けっこういい男で終わった。1作目より面白かった。台風一過で晴れ。


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