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BUNKER バンカー 地底要塞(PROJECT 12: THE BUNKER) [DVDやら映画やら]

顔のアップに「ALAN」、「IRINA」とか「TABEEL」に「CARL」とか、名前のテロップが出てきて、登場人物がわかりやすい。どうやら彼らに彼女は何かを探ったり守ったりしているようです。ソビエトの頃のロシアが残したものを持って来いとか頼まれているんですね。中盤近くまではそんなスパイ活動みたいな話しが続きます。そんな前半でも、かんじんな者たちがなかなか出てきませんが不思議とあきない。バスの中のごたごたで幕を開け、アメリカだと思ったら今度はようやくタジキスタン。ソ連邦のひとつだった場所ですね。暗い坑道が灯りで照らされいくところが良いです。全面ではなく断続的に照らされて、輪切りにされた部屋のように見えるこの坑道の様子が印象に残ります。ラストもありがちで地味。でもすんなりと探し物が見つかってバンザーイとはならないように、色々とごたごたを起こして楽しませてくれます。そこに持ち出されるのがお隣の国。そして「ブルータスお前もか」的な展開。それに相反するように、意外な男の義理人情な話しもあって、その辺が救いかも。ブルーノが「イリーナと誰々はどんな関係なんだ」と勘ぐるところも、考えてみるとちょっとした伏線だったのか。それにしても、ソビエトの作り出した得体のしれない者たちは、どうやって資本主義者を見分けるんだろうか。興味がわきます。知らない役者さんが多い中、富豪のヘンダーソン役の人はどこかで見たことがあった。「BUNKER」の「K」の表記が左右逆になっているのがお洒落。晴れ。


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