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徳川女刑罰史 [DVDやら映画やら]

オープニングの刑の数々がけっこうショック。又裂きもひどいが、特に吊り下げられた女性を一刀両断する様は本物っぽく見えたりして怖い。東映ならではの「○○史」映画。「女刑罰史」といいますが、女性だけが悪い話しではありません。特に最後の彫物師の話しでは女性は全然悪くない。尼さんの回は、玲宝とその取り巻きが非道。ドジョウの刑から始まって、最後はアソコをギャー。いちばん悪いのは渡辺文雄さんだった。坊さんの春海には、「海でなくて買でないの?」とかんぐってしまったがけっこう良い人だった。最初のミツの回では、しつこく金持ちの旦那を紹介してくるやつらがゲスい。ミツの兄さんだった大工の吉田輝雄さんが早々に退場してしまって目が点になるが、ちゃんと復活するところがうまい。これにはミツもおどろきます。相変わらずモノローグが上手くて美男な吉田さんでした。彫り物を刺される沢たまきさんがかっこよかった。そのたたずまい、表情は他の女優さんたちとはあきらかにちがいます。ミツを演じる橘ますみさん、尼さん玲宝役の賀川雪絵さんなどを「○○女優」と呼ぶコピー満載の予告編が楽しい。「○○の刑」とか刑罰の技名もずらずら出てきます。妙心こと尾花ミキさんはカツラでなかったんだ・・・すごい・・・。企画した方たちに脱帽します。どうせ刑罰を受けてしまうんなら、もっとダメな男どもズタズタにしてほしかった。女優さんの名前がいっぱい出てくるが、顔と名前が合わなくて困る。面白かった。晴れ。


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