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リアル鬼ごっこ 2015劇場版 [DVDやら映画やら]

面白かった。原作があったり、過去にも映画が製作されたりしているが、ぜんぜん気にならない。作っている人にとって、タイトルにこだわりはなかったんではないか。これが別なタイトルで出ていたとしても、今までの「鬼ごっこ」の真似とは言われないと思う。どんどん人がやられてしまうが、そのことよりも何で逃げなきゃならないのか、そのなぞが知りたくてたまらない。鏡を見て自分が変わったことを知るのが面白い。パラレルワールドとしても、本人自身が変わってしまう設定が面白い。見ながら思ったのが、最初のバスのときの世界と、次の学校のシーンはちがう世界だったんだろうかということ。学校の中では鏡とか見るようなシーンがなかったので、自分の顔を確かめることもなかったような。オープニングのやられ方も、次の学校以降のシーンとは明らかに異質なもの。それだけオープニングがけっこう衝撃。人が手をくだすよりも、なぞだけが残ります。女の子が走る・スカートめくれる・パンチラする・なぐる・やられる映画。そこが楽しいです。ハレンチ学園シリアス版だったりして。ミチコ役の方をメインに見れる映画としても貴重です。最初の方ではぬれて、あらら・・・というシーンもあるし。足が細い人です。でも高校生の制服にはみなさん辛いかも。広い場所のシーンが多いのも映画的。特に学校の校庭から外に走っていくところを上から見たシーンが、これでもかというくらい広そう。バスのシーンも道路を広く使ったり、街中を走るところも全体をふかんするシーンが多い。ラストは、映画を見ながら考えていた中のひとつだったが、それぞれの世界でやられ方が違うのも納得できます。そうするとラストのミチコさんは、それまでのミチコさんとは違って、わざわざあの人とアレをさせるだけのためのミチコさんだったということか。枕の伏線も面白かった。エンドロールの音楽も良かった。寒い。


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ジャッジ・ドレッド(DREDD) [DVDやら映画やら]

なんといっても、カサンドラ・アンダーソンを演じているオリヴィア・サールビーさんが最高。彼女が主役でも良いです。ジャッジたちはみなさんヘルメットで顔が分からないのに、アンダーソンは素顔に頭全開。その理由も面白い。彼女の素性は古びた写真とかフラッシュバックイメージや少しの言葉で推測するしかありませんが、彼女が時々見せる戸惑いのような表情が、見ているほうを不安にさせます。彼女の能力を考えれば人間不信にもなりそう。彼女がドレッドの命令を信じるのは、ドレッドの考えに揺るぎが無いことを分かっているからか。それでも彼女がドレッドを見る表情に含みがあるような。過去に両親がらみで何かあったんだろうか。連行する組織の密売人がアンダーソンに対抗するために考えることがゲスい。確かに考えを読まれるなら、よっぽどひどいことを考えていればちょっとはビビッてくれるかもしれないが・・・。あとアンダーソンを「戸惑っている間にやる」とか言っている敵が、事情を知っていると「あんたバーカ」と笑えます。スローモーというドラッグの設定も面白い。すべてがスローモーションになったまま堕ちていくなんて考えただけでもおそろしい。でも速いほうが怖いか。しかしスローモーションになってどこが気持ちよくなるのかというのが疑問だった。ラストは出来るものなら「ドレッド、ウソよ!」とかアンダーソンにも一枚噛んでほしかった。ビル設備をハックするブロンドの男の素性が分かったときは、かなり同情してしまった。ママは「パージ」に出てたママだった。ぜんぜんちがう役柄。アンダーソンは「ダーケストアワー」に出ていた方だった。いい女優さんばっかり出てました。すっごい面白かった。寒い。


TSUTAYA DISCASの紹介ページ
http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?pT=0&titleID=8000260421


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