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セッション(Whiplash) [DVDやら映画やら]

「Caravan」や「Whiplash」がこんなに大変な曲とは恐れ入りました。「ショコラーテ」でジョニー・デップさんがゆっくーり弾いているのとは訳が違います。ほめて伸ばすか、とことんまで悔しがらせるか。緩急の差が激しすぎ。ラストの舞台での曲選びでもガーンとします。最初のトロンボーンの件がいちばんこわかった。あれで上手くならないと何をされるか分かりません。フレッチャー先生がしごくときの言葉を確認したいので英語字幕がほしい。人を追い詰める天才のフレッチャー先生ですが、そうなってしまったのも何か過去があったんだろうなあと思います。チャーリー・パーカーがいかにしてバードになったかということが引き合いに出されますが、昔教えた生徒の件とか、人生的に色々あったんではないかなあ。そしてなぜニーマンなのか。しごかれるニーマンですけど、彼も変。せっかく出来た恋人との話しには、同情などさらさらできません。しごきに耐えるのと女の子と別れることに何の関わりがあるというのか。もしかして、しごきだけじゃなくて彼のいなくなった母親と関係があるかもなあ。なんか父親も了見が狭そうだし、反発しながら肝心なところは似た者親子なのか。ラスト、ニーマンがいかにしてフレッチャーに、いや自分に対してどう対峙するのかが見もの。フレッチャーの暴言は、相手をあおるときに口にする言葉以外は正しいから困る。結果はフレッチャーではなく、相手の意思によって引き起こされるもの。出て気といわれても出て行かなければ良いんだし。でもしごくだけで映画一本になるんだからすごい。フレッチャー先生が上着を脱ぐとまた怖い。何せ腕が太い。ああ怖かった。晴れ。


TSUTAYA DISCASの紹介ページ
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