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富江 アンリミテッド [DVDやら映画やら]

東映のタイトルがかっこいい。仲村みうさんが出ているので見ましたが、2回見ても富江の中でナンバーワン。妹、月子の好きなものを取ってしまう富江は相変わらずの性格。仲村さん演じる富江の制服姿が、なんだかイメージビデオに見えてしまいますが、よろしいんではないでしょうか。タイトルロールの雰囲気が、ちょっと前の東映映画とかピンク路線の映画っぽくて好き。仲村さんをそのまま高橋恵子さんというか関根恵子さんに変えても違和感無し。音楽もその時代っぽいです。ATG 臭もあります。これは監督のセンスなんでしょう。かっこいいです。血まみれ風呂場のシーンで見えるの富江の顔が怖い。特殊造型の西村さんの独壇場です。この他、首が再生するところとかも造型の腕が冴え渡ってます。弁当箱の富江を作るときは楽しかったんではないかなあ。弁当箱をやけにゆっくり開けるなあと思ったらそうきましたか。しかも人間一人どうにかしてしまうまで引っ張るとは。美術室で再生するところも良いです。音楽が70年代っぽいラストも良かった。どんなラストにするか。富江はともかく月子をどうするか色々考えた結果なんでしょうねえ。富江は再生だけではなくて増殖するんです。アンリミテッドのタイトルにふさわしい富江。原点に戻りながら今までの富江を無かったことにする破壊力。70年代初頭の白けた感じを富江が見事に表現しています。でもR15+どころではなくてもっとあげた方が良かったんではないか。仲村みうさんが素晴らしい。月子と富江のお母さんの顔も造型に見えてしまうときがあります。面白かった。晴れ。


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バイロケーション [DVDやら映画やら]

角川ホラー文庫20周年らしい。画面が真っ黒で日本語でない言葉。DVD プレーヤーが壊れたかと思った。バイロケーションについて飯塚と加賀美が説明してくれます。半径何メーターに出現とか、細かい設定があるようです。気になるのは「バイロケ、バイロケ」言ってるところ。別に略してくれんでもと思いましたが、「バイロケーション」では確かに長い。旦那さんのあの目とか親になかなか会えないとか怪しいなあ。何で忍がいちばん危ないのかなあ? 飯塚もけっこうあやしいよなあ? 門倉は成り代わられてしまったのか? それは愛が喪失したためか? 加賀美はなんで飯塚たちの会にいるんだ? その他色々と怪しいことがいっぱいあります。果たしてこれをすべて回収できるんだろうか。鏡の件はうーん、ちょっとずるい。でも床のあれには引っかかりました。確かにこれ見よがしだったからなあ。何で高村? と思いましたが、あそこでかあというのもちょっとずるい。知らない間に忍の絵が出来上がってたりするのも面白そうと思いましたが、そうではなかった。飯塚と見事にダブるラストは良かった。相容れるか相容れないか、受け入れるか受け入れないか。突っ込んでしまえば移民・人種問題にもなったりしますが、そこまでは考えません。最後にうまくいったのは意外な人だった。加納あたりがうまくいくと人生最強っぽいですが。曲が「ゲルニカ」となっていたので、あの上野さんの「ゲルニカ」と思ったら全然ちがった。バイロケーションのきっかけが絶望とか怒りのようですが、「アルカナ」もちょっと似た感じか。でもあっちの方が設定がマンガぽかった。ただのドッペルゲンガー映画かなあと思いましたが甘かった。面白かった。バイロケーションについて細かく説明されるのも、興味をそらすために思えました。きっと鏡は加賀美なんだなあ。風。


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アナザープラネット(Another Earth) [DVDやら映画やら]

イケイケでノリノリの女性。眠そうで疲れた顔で車を運転してます。パーティ帰り? なんだか酔ってそうでもある。おまけに、変な惑星が出現しましたというニュースのせいで、運転しながら空まで見上げてしまう。そして可愛い子供がいる家族の乗った車。楽しそうだなあと思ったとたん・・・キャーっ。4年後。街も瓜二つな地球そっくりの星があるという。空を見上げれば肉眼で見え、それを第2の地球と呼んでいる。女性はそんな世界に復帰する。彼女の部屋は、望遠鏡に模型の星たち、そしてアシモフの本があったりして、科学といか宇宙が好きなようです。しかし交通事故を起こした後は、以前の明るさをすっかり無くしていました。いくら刑務所で罪をつぐなおうとも、幼い命をうばった現実は消えません。そんな彼女にとって、第2の地球は、人生のやり直しに最適だったのかも。SF の体裁をした交通事故加害者・遺族の話し。現実世界ではふざけた加害者も多いかもしれないが、これだけ後悔と反省するローダには、少しだけ許したい感情も沸いてきます。実際には遺族が加害者を許すことはないだろう。傷はけっして癒えることはないでしょう。しかし自身を明かすことなく、しっぽりまで行ってしまうのは相手側にどうだろう。ちょっと残酷過ぎませんかローダ。いつかは自分が何をしたか分かってしまうでしょう。でもジョンの生活はローダによって復活しつつある。クライマックスは後半のラストディナー。「大富豪か刑務所は紙一重」と言う台詞は、ローダには心底分かる言葉。これがこの映画の柱かも。この話しも「ありえない逃避世界=第2の地球、そしてありえる現実世界=交通事故」で構成されていて、普通なら破滅で終わる世界を第2の地球という設定が救いそう。ただしシンクロしてなければの話しですが。何気ないラスト。最初はふーんと思っただけですが、良く考えると怖い。もしかしてシンクロしていたということはもしかして・・・自分の世界から・・・ああ悲しい。見ようによっては精神的にハードな SF。とにかくローダ役の女優さんが良いです。彼女の職場のおじさんのストーリーもすごい。でも「アナザー・アース」で良いのに、なぜわざわざ「アナザープラネット」なんでしょうか。似たような邦題があったんでしょうか。すごく面白かった。晴れ・寒い。


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藁の楯 わらのたて [DVDやら映画やら]

何だ日テレか・・・テレビ局や広告会社の名前がでかでかと出ると引いてしまいます。トレーラーがひっくり返るシーンがすごい。大きいスクリーンで見たときは、まるでハリウッド超大作。大沢たかおさんがかっこいい。ゲスな人が徹底的にゲス。古くはクリント・イーストウッドにブルース・ウイリスと、犯人とか証人を護送するが味方にじゃまされるという話しは多くありました。この映画は警察内部だけでなく、全国民を巻き込んでじゃまするんですから護送する人はたまったもんではありません。飛行機の整備士が捕まったって、いったい何人殺す気だったのか。色々と配役が良いんですか、主役級の中では松嶋菜々子さんが良いです。高速道路で襲われたときに、「どけ!」と言って運転を代わるところもかっこいいです。犯人がロリコンなせいもあって、その対極、いわゆるおばさんに分類される女性を犯人の近くに置いたんだろうか。彼女のメールが大写しになったときは少しホロっとしました。法治国家である以上、犯罪は法律で裁かれるべきなのは当然で、そこに私怨とか欲が入ってはいけません。武士の時代ではあるまいし、仇討ちだっていけません。それに対して真っ向からケンカを売る映画。しかし、首謀者のじいさんも、全国民と言わず、その手の人とか、警察限定でこっそり頼めば良かったんじゃない?と思ったりします。当たり前ですけど、じいさんの目的は犯人を亡き者にすることもありますが、さらし者にし、追い詰め、恐怖を与えることも重要だったんだと思うので、全国民なんでしょうねえ。しかし映画を見ていて興味がわいてくるのは、ゲス過ぎる犯人の更生はあるのかないのかですが、最後はどうなるんでしょうか。犯人護衛にあたる四人が出てくる場面では、あの人絶対やるよなあというフラグが立ちっぱなしの人がいます。さてこれはミスリードか否か、楽しみになります。永山絢斗さんの散髪したてのような髪型が清々しい。子供を迎えにラストは良かった。その前で終わってると、やりきれなさと怒りだけが残るので。唯一スカッとするのは、列車の中の銃撃戦で、見るからに悪そうな人が倒れていく様です。松嶋さんの「賞金がなければよかったのに」、大沢さんの「金の話しが出てくると・・・」の台詞が良かった。タイトルにわざわざ「わらのたて」なんてひらがなを添えているのは、読めない人がいるだろうなあと思ったからですか。寒い。


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トリハダ -劇場版- [DVDやら映画やら]

けっこう面白かった。出ている女優さんのせいもあります。谷村美月さんを筆頭にそうそうたるメンバー。冒頭から「HORIPRO」の名が出てくるので、みなさんその事務所の方なんでしょうか。寝起きの様子にドキドキ。谷村さんが通り過ぎる掲示板が気になるなあと思ったら、ちゃんと次の話しにつながっているんですね。幽霊とかたたりとか怨念とかスーパーナチュラルとかではなく、単に怖い人たちの話し。2話目は女優さん自身が怖いです。3話目の女の子は台詞無し。最後に笑うだけ。4話目。女性の一人暮らしは、インターホンの音だけでもどきどきするだろうに、「余ったので食べて」なんて男、絶対あやしいなあ、怖いなあと思います。だいたい 7 時過ぎたら呼び鈴押すのも気が引けます。でもこれを見て、早く同棲しようとか結婚しようと思う人も出てくるかもしれません。この頃はもうスマートフォンを使っているようですが、画面が最初の頃の Android でちょっと懐かしく見えます。谷村さんの相手の男がバカ。エッチが好きなのはわかりますけど奥さんいるじゃん。訪問する前に指輪を外すとかゲス。こういう人がさんざんな目に合えば良いのにと思います。演じている役者さんには悪いですけど。あとは谷村さんの後輩もバカ。各話それぞれ、哲学っぽい題が付いてます。もうちょっと優しいタイトルでも良かったんではないかなあと思いましたが、何か意図があってのことでしょう。各話怖かったですが、いちばん単純で怖かったのは1話目の木南晴夏さんでしょうか。5話目は色々と解釈できそうです。犯人はもしかしてあの人だったりして。ライフスタイルカウンセリングを名乗る女性は、たぶんあの人だろうなあとは思いましたが、谷村さんの最期に少し?という感じ。彼女は理由がほしかっただけなのか。ちょっとは幸せにしてほしかったです。いちばん得したのは石橋杏奈さんか。良い人そうでも実は・・・人は見た目じゃ分からないという映画。空や公園、そんな景色だけが正直。曇り・寒い。


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トロール・ハンター(Trolljegeren/The Troll Hunter) [DVDやら映画やら]

初めて見たときもまた見ても面白かった。フェイク・ドキュメンタリー。知っている役者さんが一人もいないところもドキュメンタリーっぽい。トロールの習性とか匂いとか、現実にありそうな設定だけではなく、宗教を嗅ぎ分けるとか、ちゃんとファンタジーぽいところもあったりするのが面白い。ノルウェーという場所もファンタジーな感じ。もしかしてリアル・ムーミンなんだろうか。トロールの鼻がアレに見えるのは、何かを象徴しているのかも。何かといってもなんだか分かりませんけど。宗教、つまり神を信じる者を好まない性質のようですが、これはトロールたちが神を嫌いだということか。トロールは神が作り出したアウトサイダー、いや、もしかしたら彼ら自身が本当の神もしくは使者なのかもなあ。トロールの倒し方も面白い。「トロール駆除記録」の用紙が欲しい。取材者はトロールハンターを「ヒーローだ」と言う。しかしはハンターは、「俺がやっているのは汚い仕事だ」と答えます。確かにある生物・生命を無かったものにする行為は、たとえ人間とは思えない生物としても正当化できるはずはないでしょう・・・普通は。大きいの小さいの、森の奴に山の奴、体型もちがっていたりと、トロールにも色々種類があるところが良いです。こういうのを考えるのは楽しかっただろうなあ。最後に大きめがドーンというのは「○○の巨人」みたいです。そういえば巨人の中身が空っぽっぽいのも似ている気がする。大きなライトがメーザー光線銃を思い出させたり、作り手にはそんなつもりは全然無いでしょうけど、この映画は怪獣映画の良い見本、良作だと思います。ちゃんと科学者も出てくる。トロールが死んでしまうときの現象の理由とかを、自信たっぷり、かつシリアスに丁寧に教えてくれます。やっぱり怪獣物には科学者が欠かせません。晴れ・寒い。


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モンスターズ 地球外生命体(Monsters) [DVDやら映画やら]

太陽系は「Solor System」と言うんだなあと再確認した映画。太陽系から生命サンプルを持ち帰る船が途中で爆発したために発生した地球外生命体、Monsters。それに抵抗する人間の話し。最初の映像が記録映像ぼくて、いわゆる P.O.V. というものかと思いましたが、そうでもなさそう。場所はメキシコ。ただでさえ人間無法地帯っぽい場所にモンスターなんて、とっても大変そうです。モンスターと戦うというより、カメラマンの男が女性を連れ帰る話しが主で、ロードムービーのようでもあります。モンスター目当てに見ても、ほとんど出てきません。モンスターをどうやって倒すかという話しでもなさそう。しかし道中で会う人にも「もっと金よこせ」なんて言うモンスターがいたりします。男に娘を連れ帰れと頼む社長もまたモンスター。その道中で遭遇するのは、モンスターとの戦いで亡くなった子供たちを悼む声。そして人々はその怒りを政府に向けている。「人の不幸で稼いでる」「ドクターみたいに?」の掛け合いが良かった。危ないところで「俺のカメラは?!」なんて探してるカメラマンは心がけがなってません。ロードムービーな話しで、男女協力して困難を乗り越えていけば、自然と二人の距離は近くなるというもの。ホイットニー・エイブルさんという方が可愛い。キャメロン・ディアズの姉妹か親戚みたい。声もきれいです。モンスターズがあんまり出ない怪獣映画。でも見せるときはしっかり見せて消化不良無し。面白いです。怪獣の声も面白い。色々考えたんだろうなあ。特殊な映像は全部 CG だろうか。ガソリンスタンド場面はミニチュアにも見えます。ラストは立ってるだけでも良いんではと思いましたが、救助が入ってくることを考えると正解か。雪・地震。


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ビデオドローム(Videodrome) [DVDやら映画やら]

最初に見たときは、ブロンディのデボラ・ハリーさんが出るのが話題になってました。彼女演じるニッキーは、ちょい役ではなくてじゅうぶんに重要な役柄です。なんせ主人公の恋人のようですから。おまけにキスだけじゃなくて大胆なこともしてくれます。チャンネル83の社長、マックス・レンは日々映像を探しているんですが、その中には日本のエッチビデオもあって、その一部が流されます。小さな人形の顔や着物をとると、現れるのはおそらく一人のときに使うアレなんでしょうねえ。日本人ってエッチだよねえと言いたそうな場面ですが、この映画のためにわざわざ作ったビデオなら、よく出来たものです。でもデヴィッド・クローネンバーグさんの映画だと考えると、アレも非常にグロなものに思えてきます。この映画では「ビデオドローム」よって破壊される心を描いています。ビデオの前に 8mm とか映画とか、映像を見る媒体はありましたが、なぜビデオなのかと考えてみると、ビデオテープが大衆に認知された新しいメディアだったこともありますが、やはりケーブルネットによる放映が容易なことに怪しさを感じたんではないか。多数の人に同じものを見せることができるというのは、実験や宗教に最適なメディア。そして新しい幻覚剤。ブラウン管教会は、今見るとネットカフェ。映像のハイライトは、中盤にさしかかるころの、マックスがオブリビアン教授から送られたビデオを見るところでしょうか。「ビデオドローム」はおかしなものであることは直ぐに分かるので、それは誰が何の目的で作ったものなのかというのが気になります。「The Video Word Made Fresh」を「ビデオ人間」とするのは究極の翻訳かも。「肉体から作られたビデオの言葉」。教会の女性が言うのだから、「ビデオの言葉」は「神の言葉」とか「神の伝言」とかではないかと思いました。「Long Live The New Fresh」は「新人類」のことか。「ビデオドローム」は最初に意図したものから変わってしまった。ビデオをというメディアを、ここまでグロに解釈できるのはすごいなあと思いました。ラストのテレビシーンは、映画「ザ・フライ」の転送ポッド場面を思い出します。この映画を見たことがある人は、貞子さんの世界は別に目新しいものではなかったかも。晴れ・寒い。


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アイアン・スカイ(Iron Sky) [DVDやら映画やら]

ナチスが全世界に復讐する映画。途方もない設定なので、けしからんなどと考えられません。面白いです。ナチスが黒人を見る目が面白い。ナチスだけではなくて、アメリカ人まで「黒人は以前失敗している」なんて言う。もしかしてオ○マさんのこと?と思わせてパ○エル長官という変化球。その他、黒人についてニ○ロと呼んだり、アーリア人ではないとか言いたい放題。ナチスの博士がアインシュタインそっくりなのも皮肉。その博士が黒人を白人にして、おまけにナチにしてしまうというのもひどい。エアロックシーンで学者レナーテの服がはだけてしまうところも上手い。科学の要請によって遺伝子的に結合し、優秀な子孫を残す考えは、狭い範囲での生活で尊重されそうな考え方でしょうねえ。限られた土地に住むことのできる人数には限りがあります。アドラーの目つきは素人が見ても曲者。ヴィヴィアンとアドラーが意気投合する流れが実にスムーズ。二人の目がすべてを物語ってます。すべてを利用しようとするヴィヴィアンがいちばん人種の偏見がないかもしれません。彼女にとってナチだろうが黒人だろうが、すべては自分のためなんですもの。ヴィヴィアンが作る選挙ポスターで気が付きましたが、ナチス風フォントの書体名ってなんだろうと思ってしまった。「電撃隕石作戦」って、円盤が大気圏に入る時に摩擦で火の玉のようになるので、良い日本語訳だなあと思いました。対抗するアメリカ艦隊もかっこいい。各国の衛星で立ち向かうところも良いです。でも結局は...。学者レナーテが黒人ジェームズの実験室から去る時にドア越しで見せる、ハイル・ヒトラーの片手上げの後、親指をグーするのが可愛い。ありそうでなかなか見れないハイヒールの使い方も面白いです。映画「チャップリンの独裁者」を見て考え込む、月世界で育ったレナーテの無垢さがこの映画の柱。ありえない差別と独裁は笑うしかないという映画。最後の月を見て暗殺マンガを思い出しました。レナーテ、ヴィヴィアン、大統領の女性三人がかっこよかった。エンド・ロールもかっこいい。面白かった。


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ステイ(STAY) [DVDやら映画やら]

「ステイ」と言われると、「そのまま」って意味でしょうか。不安定そうな男、サムは精神科医。オープニングの自転車シーンから、なんだか頼りなさそう。「隣に子供はいる?」って聞くことろから、なんか変な人?と思ってしまう。サムは他の医師から患者ヘンリーを引き継ぐ。ヘンリーは自殺することやその日時を予告します。サムがヘンリーと室内で話す様子をとらえているカメラがそのまま窓の外に変わり、外ではサムが恋人ライラと話している。この辺りもなんか変。トラブルのあった電車のドアが開くとライラが乗ってくるが、そこはサムの部屋に変わる。ボケーっと見てるとついていけません。なんだか普通の日常ではなさそう。サムとライラが並んで話しているシーンでも、実際に話しているようには見えない。ほんとにライラはいるのか。水族館のガラス水槽に写るカメラを持った老夫婦。突然サムをヘンリーと呼ぶライラ。サムの聴き間違えか。ヘンリーの部屋の壁に書かれた文字がすごい。人が書いたものでしょうか。大道具さんも大変です。ヘンリーを知っている人がいる。そして彼に母親がいると知っている。そして母親に会ったら犬が吠えたり噛まれたりと、なんか変。彼女の友人だった男は彼女はすでに死んでいると言う。サムはライラと関係のある演劇人アシーナを見つける。ライラの絵にはヘンリー・レサムの名前。自分の父だと言う男性の目を治すヘンリー。通りで頭から血を流しているヘンリー。そしてヘンリーとサムが会ったとき・・・。一生懸命画面を見た結果はああだった。てっきりあの人の頭が変な話しかと思ってました。そう意味ではだまされたか。果たしてこの話しは誰の世界の話しだったのか。霊的な、スーパーナチュラルな話しととらえて良いものか。ラストの雰囲気で登場人物の辻つまは合いそうな感じ。けっこう疲れる映画だった。雪・晴れ・寒い。


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tY:近況40(Radiko、本 とか) [他]

大阪はどうですか。

近兼拓史のウィークリーワールドニュース - ラジオ : http://weeklyworldnews.asia/
2016/1/1 は SF紅白歌合戦でした。鋼鉄ジーグのバラバラババンバーン、バババ、バンバンバンバン、バババーンのメロディは琴線に触れます。

2015年12月23日 NHK-FM 今日は一日“ハードロック/ヘビーメタル”三昧 Ⅵ が良かった。
http://www4.nhk.or.jp/zanmai/x/2015-12-23/07/74880/4561127/

2015年12月29日 NHK-FM 追悼企画 B.B.King Forever~ブルースの王様 B.B.Kingに捧ぐ~ も良かった。
http://www.nhk.or.jp/r1-night/bbking/

2015年12月30日 NHK-R1 年忘れ!なぎら健壱のフォーク大集会~酒を飲んで忘れろ~「なんじゃこりゃ?ソング」も面白かった。「たぬき(世界は二人のために)」フォーク・クルセダーズ が面白かった。
http://www.nhk.or.jp/gogomari/nagira-folk/

NHK-FM 健太×近田のロック巌流島~冬の陣 : http://www4.nhk.or.jp/ganryujima/ も良かった。グラムロックの回が良かった。
1月2日 健太×近田のロック巌流島冬の陣 - 第一夜 - http://www4.nhk.or.jp/ganryujima/x/2016-01-01/07/66995/4621043/
1月3日 健太×近田のロック巌流島冬の陣 - 第二夜 - http://www4.nhk.or.jp/ganryujima/x/2016-01-02/07/67176/4621044/
1月4日 健太×近田のロック巌流島冬の陣 - 第三夜 - http://www4.nhk.or.jp/ganryujima/x/2016-01-03/07/67440/4621045/
1月5日 健太×近田のロック巌流島冬の陣 - 第四夜 - http://www4.nhk.or.jp/ganryujima/x/2016-01-04/07/67673/4621046/
1月6日 健太×近田のロック巌流島冬の陣 - 第五夜 - http://www4.nhk.or.jp/ganryujima/x/2016-01-05/07/67906/4621047/

81.3 FM J-WAVE : J'S SELECTION: http://www.j-wave.co.jp/blog/jsselection/rock_classics/
1月5日(火) 27:00~28:00 ROCK CLASSICS
アメリカ西部・南部の感じの1時間。All Your Love (I Miss Loving) / Otis Rush、Hello It's Me / Todd Rundgren、最後は Jessica / The Allman Brothers Band で大団円。

面白かったページ
あなたと同い年の頃、デヴィッド・ボウイは何をしていたのか? コタク・ジャパン : http://www.kotaku.jp/2016/01/what-did-bowie-do-in-your-age.html
映画・ドラマ内最もおぞましい、ぶっ飛んだ特殊効果ベスト20 : カラパイア : http://karapaia.livedoor.biz/archives/52180864.html

SONY Xperia SOL21 で音声を録音するのに、SONY のアプリ「Audio Recorder」を使ってます。
音声レコーダー - Google Play の Android アプリ : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sonymobile.androidapp.audiorecorder
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最近バージョンアップして赤っぽい色を基調にした画面になり、操作も少し変わりました。そして、何故だか録音した音声ファイルを、「Share」から「ES Save To...」で外部SDカードにコピーできなくなった。「This Operation is not supported」のメッセージが出ます。前はできたのに...。しょうがないので、「ES File Explorer」でコピーする。自分の Xperia が悪いのかと思いましたが、ユーザーレビューでも「microSDに移行できない」とか「外部ストレージに保存ができると良いです」とあったので、同じことを感じている方がいるようです。中に使えなくなった方もいるようです。せっかく重宝するアプリなのに。前のバージョンに戻したい。

仲井戸”CHABO”麗市 45th Anniversary『MY NAME IS CHABO』LIVE 完全収録盤。DVD と CD。早く見たいです。
仲井戸”CHABO”麗市 45周年スペシャルライブがDVDに|邦楽|ローチケHMVニュース: http://www.hmv.co.jp/newsdetail/article/1512221010/



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おっぱいバレー [DVDやら映画やら]

面白かった。走る車はもちろん、デンターライオンの歯磨きチューブとか小物まで気を使ってます。背景には CG とかも使われているところもあるんだろうなあ。いちばんのシーンは、立ち飲みで見せる綾瀬はるかさんの笑顔です。彼女演じる寺嶋先生の、横に星のラインが入った白いジャージが似合ってます。綾瀬さんはサイボーグとか会津女とか、どんな服装をしても良く似合います。寺嶋先生のフラッシュバックに見られるシリアスそうな過去や、父親がバレー経験者である城くん苦悩以外は、みなさんバカばかり。バカなバレー部員たちに同情できませんが、思春期なんでしょうから仕方がないかと考えます。そのバカさが映画の素なんでしょうから。かかる音楽は青春とか「あの頃」にトリップする手助けにはなりそうですが、最初のピンクレディだけでも良かったんかなあと思いました。寺嶋先生の SHEENA & THE ROKKETS に関わる話しは、単純に「うそつき」を説明するにはちょうど良い話しかも。今だといじめを放置したとかに置き換えられるのかもなあ。元カレとあとちょっとのシーンで「これはみんなの・・・」の台詞が出るとは思わなかった。読書感想文の本があれだったのはちょっと感動。いくらアホな生徒とはいえ、先生がおっぱい云々なんて約束をして良いはずもなく、どんな風に収束するのか非常に興味がわきます。仲村トオルさんが普通の役すぎて怖い。小島藤子さんと大後寿々花さんがかわいい。青木崇高さんが地味に良い役。綾瀬はるかさんはやっぱり主役な方でした。「エビ星人の逆襲」のポスターが欲しい。晴れ・雪。


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http://rental.geo-online.co.jp/detail-165840.html


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