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三匹の牝蜂 [DVDやら映画やら]

大阪万博をネタにして繰り広げられるドンちゃん騒ぎ。開始早々、短い髪の夏純子さんがクールに男をばっさり。大原麗子さんがやんちゃ。市地洋子さんは左卜全さんをだましちゃいけません・・・と思ってしまいますが、悪いことしてそうでだましてはいないのかも。なんだかなあ。市地さんは常に何かを口にしているとか、三人とも性格がはっきりしていて面白い。エッチなシーンで部屋の様子をうかがうカメラは、生活の様子が色々わかって時短につながりすばらしい。この頃の映画ではよく集団就職の話しが出てきますが、ちょっと話しを聞いていると「働きながら勉強できるなんてウソばっかし」とか、苦労したんだねえと少し同情します。万札を半分にちぎって半分を渡し、「残りは仕事の後や」なんて、銀行で換えてくれることを見越しての所業。ああひどい奴。カーチェイスが面白い。ロバパンの車に乗ると、急にスピードが出なくなるのに笑います。極力、車を傷つけないようにしているんだなあと思えてしまうカーチェイス。ドラム缶にぶつかる一歩手前で停まるし。でも最後はもちろん別撮りでしょうけど、けっこう派手。渡瀬恒彦さんがタイトルロールで名前が大きく出る割には、扱いがちょっとかわいそう。演技もなんというか、その後の狂犬演技の一歩手前くらい。やはりメインは大原麗子さんです。今でいえば麻生久美子さんが少しだけ近いかもなあと思ってしまった。渡瀬さんと大原さんのツー・ショットは、今見ると意味ありげに感じます。田子の浦親方のカメラを見そうで見ない演技が光ります。色恋アクション殺しにカーチェイス、ああ、面白かった。しかし和田さんが余計な気がする。歌もなんだかな。どうせなら大原さんに歌ってもらえればよかったのに。そこだけ残念。晴れ。


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女番長ブルース 牝蜂の逆襲
女番長ブルース 牝蜂の挑戦


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