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女番長ブルース 牝蜂の挑戦 [DVDやら映画やら]

場所は京都。学生服を着た修学旅行生の男女がホテルに入っていったりして、オープンなもんです。「穴あきの多いご時勢に~」の穴とは・・・。ワウのきいたサイケなギターをバックにゴーゴー喫茶で乱闘騒ぎ。えげつないリンチ。コーラのビンをあんな風につかうんかい。大阪黒百合会が京都に殴りこみで、お互い仁義をきってからまたケンカ。それに割ってはいるのがなんとまあ、ライダーでなくて宮内洋さん演じるエイちゃん。主人公のマキの戸惑い顔は意味ありげで、明らかにホの字。でもエイちゃんは黒百合のユリとなんかありそう。同じユリでも由利徹さんは笑わせたりドスを効かせたりエッチだったり、面白すぎます。映画の目当てはマキ役の池玲子さんのセクシーでしょうが、山城新伍さんや、ママの小山明子さん、不良番長・梅宮辰夫さんに小池朝雄さんと言った有名な方々が顔を出すのは、天下の東映映画ということの証しでしょうか。山城さんのコメディっぷりもおかしい。しかし服を着た人たち相手に、昼間の外で裸で演技する池さんたちには、文字通り体当たりといいますか、何か吹っ切れた女優魂を感じます。リンチに拷問に縄に度胸試しにカーチェイスとエッチから何から全部入り。ユリさんを演じる風間千代子さんが、真理アンヌさんや松岡きつこさんに見えてしまいました。みんなそろったら家族物映画ができそう。ところどころで見られる和洋問わない成人向け映画のポスターがノスタルジー。一郎からエイちゃんのことを聞かされたマキの表情がすんごく良い。しかしエイちゃんもこれだけスピード出したりチキンレースに手を貸してたら、B級ライセンスを返せどころか、普通免許すら危ない話しだと思います。ラストが良かった。かっこいかった。晴れ・曇り。


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女番長ブルース 牝蜂の逆襲
三匹の牝蜂


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