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エンジェル ウォーズ(Sucker Punch) [DVDやら映画やら]

「Warner Bros.」と「LEGENDARY PICTURES」のロゴが素敵。このロゴの幕があがることで映画は始まります。ベイビードールことエミリー・ブラウニングさんのおそらく母親であろう女性が亡くなって、ほくそ笑むステップファーザー。いやな感じです。久しぶりに見直してみると、彼女が入れられる施設が「LENNOX HOUSE」。これはユーリズミックスのアン・レノックス(Annie Lennox)さんと関係あるんでしょうか。ちょうど「スィート・ドリームス」がかかっているシーンだし。ステップファーザーが施設の男ブルーとこそこそ話す。どうやら5日以内にロボトミー手術をするらしい。じゃあここは精神病院なのか? 鍵やら地図やら、クローズアップされるものに意味がありそう。と思ってたらベイビードールは今まさにロボトミー?と思いきや、同じ面子でふんい気が変わります。夢か現か、彼女は5つのものを手に入れろとスコット・グレンさんから言われる。それはたぶん、最初にクローズアップされていたもの。でも5つ目は分からないという。ここが重要なんですね。戦場で弾丸を刀で受けるアクションがかっこいい。空から3人でそろって着地するとこもかっこいい。列車からの脱出もかっこいい。おそらくワイヤーアクションというんでしょうけど、みなさんの空中技がかっこいいです。ロボトミー施術の人が「~do you know about this one」なんて言いますが、こんなものでしょうか。「this one」でなくて、せめて「その娘」とか「彼女」とか言ってやれよという感じ。ああ悔しい。5日に5個のアイテムに5人の女の子、そしてラストを含めた5つの戦い。ブルーハウスや音楽で始まる戦いは当然妄想。ラスト近くで映される施設内の様子では、アイテム集めは実際に行われたように示唆されています。ブルーの様子もそれっぽい。しかしスイートピーの逃亡も妄想だと思います。その妄想があるから、ベイビードールはロボトミー施術の人がおどろくような表情ができるんだと思います。ベイビードールは逃げるスイートピーに自分を重ね合わせているんだろうから。スイートピーの妹ロケットの件は、ベイビードールの妹の写し絵。何もできなくても想像や妄想の中で彼女は戦っていたということか。悲しくなりますけど、色々考えさせられて面白かった。もしかすると色々な姿で登場するスコット・グレンさんは、ベイビードールのパパなのかも。脚本のスティーヴ・シブヤさんって何をされている方なんでしょう。エンドロールが退屈しない。最後の刀を手にした女の子のイラストが可愛い。配役が良かった。ロケットがかっこよかった。この人は「ドニー・ダーコ」に出ていた人か。スイートピーが「ロボコップ」に出ていたとは気がつかなかった。戦いのときの音楽も良かった。晴れ。


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