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大魔神 逆襲 [DVDやら映画やら]

雪の大魔神。最初から、敵もいなさそうなのに飛ばしてくれます。足を振り下ろすところを下からとらえるシーンは迫力があります。相手は農民なのになぜ怒るのか。雪のせいでしょうか。子供が多い。子供に「父ちゃん帰ってこないの?」と言われるとウルッとくる。ダメだと言ってもついてくる子供にまた泣ける。「兄ちゃん、オレも連れてってくれよ」でもう少し泣く。「すぎ坊、すぎ坊」「あ、兄ちゃん」のやり取り、そして荒神様に許しを願う姿でまた泣く。魔神様は許してくれるさ。父ちゃんを探す家族と兄弟と子供の友情の冒険物語。最後は魔神が登場してなんとかしてくれます。火縄銃の弾が身体に当たる前に爆発することから考えると、魔神は何か、念とかバリヤを使っているかもしれない。ハードな怪獣映画やSFとかだと、論理的な説明を求められてたりしますが、普通の人々にとって魔神は神の他はありえないので、何をやってもかまわない。このあたりはとても楽でなかろうか。もしかしてピーピー飛んでいる鷹が神で、魔神は単なる下僕か。無慈悲な武家野郎、親を思う子供に子を思う親、冒険の旅と変わりゆく自然、そして究極の自然からの天誅、つまり魔神様。豊なストーリーに大変感動いたしました。こういうのを、むかしのように日曜の昼間とかにやると、家族だんらんに良いではないかなあ。紅一点が出てこないのが珍しい。子供集めで大変だったんでしょうか。曇り、晴れ。


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大魔神


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