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アバター Avatar [DVDやら映画やら]

アバターといってもジェームズ・キャメロンではありません。紺野さんは幸薄い役も上手です。橋本愛さんという美人さんが、わざわざ黒子を描いて、目立たない陰のある暗い子を演じるのは大変だろうなあと思います。スクールカーストというか学校内格差というか、このトップにいる人たちのゲスさに苛立ち、その没落に微笑む映画です。ゲスのトップ、女王様・妙子の子供の頃から変わらぬ舌なめずりは、見るたびにその舌を引っこ抜きたくなります。これを映画の大画面で見たら一生トラウマかもしれません。そして先生含め、大人もみんな敵。妙子を始め、こいつらがみんなひどい目に合ってくれなきゃ清々しません。「なんで?なんで?」と言う妙子にはバカでないのと言いたくなります。アバQというサービスで自分のアバターがおしゃれになるとステータスが上がります。その会員を紹介できるとポイントをもらえるんですが、だれ彼かまわず紹介してポイントをゲットしたり、犯罪行為まで犯してどんどんおしゃれになっていきます。お金で買うばかりではなくて、宝くじ的な当選とかもあるのが面白いところです。なんでそんなアバターでステータスが決まるんじゃい?と思うところですが、思うにステータスを決めるために何か基準を探していたら、それがアバターだったということか。本人がそれほど美人ではなくてもアバター次第で誰でもヒロインになれます。これって案外、人はみな平等ということかもなあ。ガスマスクは、アバターがメインなので本人には価値が無いと言いたいのか。そんなことを考えると、主人公は橋本さんみたいな美人でなくても良かったと思ったりする。子供に限らず、裸足で外を走ったりするシーンでは、足裏になんか貼ったりしてるんだろうか。裸足といえば、後半の妙子の父親の件の場面で、ざまーみろ顔の道子に対して、今度は妙子が裸足というのが面白いところです。それにしても、この妙子役の人は、悪女というより悪人顔。最後の対決はスカッとします。携帯電話を突っ込むところはよく思いついたなあ。ラストで携帯電話の画面をのぞく橋本さんの表情がかわいい。そして、ちゃぶ台の前に座る橋本さんに少しドキッとする。朝ドラでおなじみの清水富美加さんや、能年玲奈さんも出てました。雪。


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