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RED SHADOW 赤影 [DVDやら映画やら]

飛鳥見たさでまた借りてしまった。彼女の時代劇だと「魔界転生」のシリアス感も良いんですけど、この映画ではほとんど素な感じ。廊下でシーソーの場面は、ほんとうに楽しそうです。なんといっても口をとがらせてチューチュー伝心とか攻撃が良い。やる気の無さが最高の赤影と青影。あえてふざけたり、一言余計だったり、時代っぽくなかったりするのは、確かな意図の元でやられているのは明白。おそらく、観客のターゲットは国内だけではなかったのでは。着地10点とか、新体操ネタは、2000年シドニーオリンピックの影響だったんでしょうか。飛鳥が相撲取りのような男をとっちめたり、赤影のバッターの真似とかはアメリカ方面にも伝わりやすいかも。しかし、決めるときは決めてます。手裏剣をよけるときとか。城内での高い天井を生かしたジャンプとか。アクションがかっこいい。飛鳥が鎧を外したときは、なんとなく先が見えてしまったが、予想通りなので残念。東映の50周年記念作品であるせいか、役者さんがたくさん出てます。ムダに使われている方も何人かいらっしゃいます。風間杜夫さんに吹越満さんは、悪の枢軸役でもおかしくない。最初の布袋さんが助太刀っぽく最登場するのを期待しました。おそらく、強さでは登場人物の中で一二を争う設定だと思うので。竹之内、上条、乱丸、力丸が良かった。陣内孝則さん演じる竹之内は一人で悪人をまとめて引き受ける存在で、この話しになくてはならない。額の剃りこみもマンガっぽくていかしてます。藤井フミヤさんの乱丸は最初はきざっぽさぶが鼻につきますが、段々となれてきます。意外なのが力丸で、元相撲取りの舞の海秀平さんとは思えない。最期はけっこう泣ける。できるなら飛鳥には思い出シーンでも良いので、出ずっぱりでいてほしかった。でも最後に出てきたからいっか。晴れ・雨・風。


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