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ダークマン(Darkman) [DVDやら映画やら]

タイトル・ロールのロールシャッハな煙が良いです。人工皮膚を3D成型しているリーアム・ニーソン演じる科学者ペイトン。最近の3Dプリンタではなくて、押し出しというかSF的成型。研究はなかなかうまくいきませんが、それが後々の話しで生きてきます。ペイトンの助手の名前が字幕では「ヤナギモト」。もしかして二世という設定か。エンド・ロールを見る限り、それらしい人は、ネルソン・マシタさんという役者さん。そういえば、チャイナタウンのシーンで、カタカナで「サッポロビール」と書かれた提灯がぶら下がってました。弁護士ジュリーがペイトン研究所の爆発を目撃した姿勢のまま、その背景が墓地に変わっていくシーンが素敵。話しのテンポにこだわっている感じです。身元不明のまま病院に入れられたペイトンは治療を受けるが、女医者の説明によると神経切ったとかなんだとかやり過ぎな感じです。でもなぜペイトンが力を出せるようになるのか教えてくれる。鏡でペイトンが自分の顔を確かめるとき、足元に落ちている恋人との写真に写る自分の顔が半分焼けているというのがうまい。この写真が後のシーンでも生きてくるというのが、またうまい。ヘリコプターにぶら下がって揺さぶられるシーンが実演なら、今のCGとは比べものにならない命がけ。もしかして監督は、このシーンを撮ったことがあるからスパイダーマンを引き受けたんでしょうか。映画の半分は包帯姿で、素顔を見せれないリーアム・ニーソンさんがちょっとかわいそう。最後なんか全然違う顔だし。この数年後で映画「シンドラーのリスト」に出るんだなあ。弁護士ジュリーは映画「ファーゴ」の保安官。人に歴史あり的な映画。悪役のデフォルメ具合とか、演技のテンションにテンポがマンガのような映画。シーンに合った音楽も良かった。とても面白かった。晴れ・曇り。


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