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エミリー・ローズ(The Exorcism of Emily Rose) [DVDやら映画やら]

本当にあった話しが基になってるらしい。「~ Exorcism ~」というだけあって、映画「エクソシスト」のようなシーンが多数出てきますが、この映画は裁判映画。異例の裁判。悪魔祓いは罪か。悪魔はほんとうにいるのか。冒頭のシーンの男の表情から、普通に見える風景がみんな悪魔がついたように見えてしまいます。すべてが重苦しい家。そして逮捕されるムーア神父。その裁判にかつぎだされるのがエリン弁護士。そしてムーアは、大衆にエミリー・ローズの身に起きた真実の話しをしたいと言う。彼女は単に病気だったということも論じられる。そして悪魔祓いに同席した意外な人物。色々あって当然エリンは不利。仮にエミリーが多重人格とか何かの病気だったとしても、身体を不自然に曲げたり、ベッドに沈んでいったりするのはおかしいと思いますが、どれも骨折一歩手前なわけで、雑技団みたいなウルトラ体操選手なら可能なことだったりして。エミリーの他、出てくる人たちの容姿が普通っぽいところがいいんでしょうねえ。これが日本の映画だと、ムダにアイドルに美女やイケメンが出てくるので、まったく事実に見えません。テレビの実話スペシャルとかで、悪魔の功績は「いないと思わせたのが」ことだと言ってました。存在を隠せるから自由にできるということらしいです。犯罪を起こしたら、妖怪の仕業と言わず、悪魔の仕業というのが正しいところか。つまり、こういう映画ができるほど、悪魔の勝ちということですね。裁判シーンでの「She staying inside ~」という言い回しになるほどなあと思いました。「彼女は内側にいる~」とは「内向的」な感じなんでしょうねえ。「Sustained」は「続けて」かなあ。ギターみたいな言葉でかっこいい。あとは「withdrawal!」で「撤回!」ですか。「Gambutrol」というのは、てんかんとか発作の薬の名称だった。Web でこの薬を調べたら、この映画つながりっぽい結果が色々出てきました。みなさん調べているんですね。「I dare you」と聞くと、Bauhaus の曲を思い出します。エリンが夜怖い目に合うのも実話なんでしょうか。そうでなかったら要らないような。でも朝というか夜の3時に目を覚ますのがちょっと怖くるシーンでした。お医者さんのことも実話だったら怖い。熱演のエミリーにはかわいそうですが、主役はエリン弁護士だったと思う。面白かった。曇り・雨。


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