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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(INSIDE LLEWYN DAVIS) [DVDやら映画やら]

ボブ・ディランさんがあこがれたというフォーク・シンガーの生活を描いたらしい作品。ルーウィン・デイヴィスさんが実在したかどうかは知りません。こんな人がいたということなんでしょう。人物がどうのという話しより、フォーク・シンガーがどのような扱いを受けていたかを知る映画か。ルーウィンはデュオで演奏していたようで、今は一人。レコードは出すけれど、ソロでは店のオーナーには受け入れてもらえない。もともとスター性が無い人だったのか。しかし、彼は生活のために音楽を変えたり捨てようとはしなかった。そんな彼を見ていたのがボブ・ディランさんだったんでしょうねえ。靴下は濡れるし、コートが無くて寒いし、泊まるところはないし、ヒッチハイクした途中で歩かなきゃならなくなるし、それよりもとにかく金が無い。そんな生活だけども音楽を止めない。「ああ、えらい人だなあ」と思わなくても、そんな人もいたのを覚えといてよという、アメリカン・ドリームの下地になった人間の映画。ラストでボブ・ディランさんらしいシルエットが見えます。最後、ルーウィンはどうなったのか。ボブ・ディランさんにステージを変わられるように、彼は死んでしまったのかも。宇宙飛行士の歌のレコーディング風景が楽しい。Martin とか Gibson とか、ギターメーカーの名前が呼ばれるがうれしい。ルーウィンが使っているのは Gibson のロバート・ジョンソンが使っていたようなギターでした。本人が歌っているとしたら素晴らしい才能。


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