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アウェイク(Awake) [DVDやら映画やら]

「術中覚醒」は怖いなあという映画。激痛だけど何も言えないし動けない。ただ耐えるだけ。想像しただけで怖い。しかし「術中覚醒」がなければ悪者の意のままとなっていたかもしれない。この「術中覚醒」を体験するのはダースベイダーことヘイデン・クリステンセンさん演じるクレイトン。けっこう金持ちそうです。彼の相手はダーク・エンジェルことジェシカ・アルバさん演じるサマンサ。表情に何かあるなあ感がたっぷりのサマンサ。あやしいなあ。手術に慣れろといって、手術台に寝かせたりメスを見せる友人の外科医ジャックも頭おかしい。やっぱり親の言うことは聞いておくもんです。手術中に身動きできないクレイトンですが目は覚めているので、周囲の本当の人柄や何をしようとしているのか知ることになります。さらには実体から浮いて出てきて、現在や過去を飛び放題。これこそ死に際に見る走馬灯のアクティブ版とでもいうか。そしてクレイトンの本体が危険な状態になるにつれ、彼の周りも暗くなるという分かりやすさ。ここで母親がとった行動がえらかった。生と死のはざ間でクレイトンと母親が色々と話す。衝撃なことを話している間も手術が行われていて、最後の時間まであとわずか。果たしてクレイトンは助かるのかというラスト。確かに心臓が空っぽで外部の人工心臓で動いている状態でも生きているので、心臓さえあればチャンスはあるかも。母親がすすめていた先生は確かに良い腕です。後半、悪いことをした男女が逃げるところがけっこうコント。もしかして麻酔科医は誰かの差し金だったのか。確かに訴訟を何度も起こされている医者なら、監視を付けたくなる気もよく分かります。サマンサの釈明もちょっと陳腐ですが、美人なのでしかたがない。「友人のように後で寝返る」と言われる日本のシモトモ社のワタリさん。けっこう危なそうな会社に描かれています。直接事件には関係ありませんが、実業家クレイトンのストレスの元といった役割でしょうか。でもワタリさん、見る限り中国の方に見えますけどね。母親役の人が良かった。しっかし、何度も身体を切られて、マゾ体質でも耐えられない手術だったんではないかなあ。ああ恐ろしい。美男・美女によるサスペンス+スピリチャルな映画だなあと思いました。晴れ・曇り・雨・雷・蒸す。


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