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アイドル爆弾 [DVDやら映画やら]

DVDジャケットの東京タワーとかは、ちょっと(けっこう)誇大か。見たらビデオ作品っぽいなあと少しがっかりしたが、けっこう熱かった。気がついたら身体に爆弾をくくりつけられ、警察によって隔離されて暮らすアイドル愛理の物語。その生活をブログを書いたら健気だなあ、かわいそうだなあということで売れっ子になってしまう。そんな彼女が爆弾の謎を解くためにマネージャーと外に飛び出して、「なんでわたしなの?」とか投げやりになったりしながらもがんばる。彼女のドキュメンタリー番組を制作している設定になっていて、そのナレーションや番組中のインタビューのおかげで、爆弾その他もろもろの説明がよどみなく行われます。ドキュメンタリーということで、ほとんどハンドカメラ視線の映像。いわゆるP.O.V.という感じでしょうか。隔離された彼女のところには、両親の他、アイドル仲間や先輩後輩も激励にやってくる。その中で、先輩タレントと二人のシーンでは、シャツの首元からちらちら見えそうになるところに気をとられてしまう。カメラが狙っているのか彼女が見せているのかわかりませんが、その後でちゃっかり自分のDVDを宣伝したりする。「愛理の代わりにわたしが爆弾を身につけてあげたい」とか、「困っている人がいると代わってあげたい性格なんです」とか自己PRもしちゃったりしますが、そんな余裕こいてて良いんですかという感じ。愛理も自分の行く末とか立場とかに色々悩むのでブログも休んだりする。そこでマネージャーは「愛理にできることはブログを書くことだけなんだよ」と励ます。この辺は、PV数=お金なところが浮かびます。愛理は姿の見えない犯人から、あれしろ・これやれと色々要求されますが、アイドル根性でがんばります。後半、愛理が自分の過去をについて話したり、それが少なからず関係していたこともわかりますが、エンディングはまさに怒とうの展開と言いますか、第二弾を作る気満々な感じでした。いやあけっこう熱い作品。しかし、爆弾よりも愛理が服用しなければならない「眠らないためのお薬」っていうのが気になります。昔で言えば、「疲労がポン」の「○○ポン」でしょうか。1ヶ月寝てないというのが想像できません・・・まるで「マシニスト」。曇りとか雨。

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