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ゴルゴ13 [DVDやら映画やら]

どこで観たんだったかなあ。高倉健さんの最高傑作は新幹線大爆破かと思っていたが、もしかしてこの映画がいちばんかも。しかめっ面に髪型、すべてがデューク・東郷。健さん以外はみんな外人。しかしオール日本語。昼の映画か最近の吹き替え版テレビ映画でも見ている感じ。ほぼイランロケ。70年代のイランが見れるのは、映像としても貴重ではないでしょうか。道を歩く女性たちも華やかです。クレジットもイランの方(のようなお名前)が多数。ホテルの部屋で黙々ライフルを組み立てる東郷。よくそんな荷物がよく無事ホテルに届いたもんだ。デューク・東郷は実際に人と会って仕事の話しを聞くので、フェイスブックやらツイッターやらラインがあっても絶対使わないんだろうなあ。最近のマンガは見てませんが、携帯電話だって使っているとちょっとがっかりしそう。デューク・東郷は偽名を使わずホテルに泊まる。それは彼が証拠を残さない自信の表れではないだろうか。廃墟やら砂漠地帯のシーンが多い。水気は無いし、爆弾仕掛けまくりで砂ぼこりが舞い上がる様は、見ていて喉が渇いてきます。ロケ中は健さん始め、その他みなさんの鼻毛がのびまくりだったんでは? 暗殺を頼まれるがすんなり行くはずもなく・・・というストーリーですが、今回は女性にじゃまされたか。この作品の良いところは、優しいようで女性も見捨てる健さんを見れるところ。女性は「ゴルゴ~ゴルゴ~」と名を呼びますが、そんなものには応えません。それがゴルゴ。今までの健さんなら助けにいくかもしれないが、原作に従って、その一線を超えなかったところがえらい。しかし夕日のシーンは音楽の盛り上がりも手伝って、「もしかしてこれで終わり?」と不安になったのを思い出した。ラストの狙撃のとき、黒いマントみたいのを羽織っているんですが、それが影がそのまま立った感じがしてかっこいい。面白かった。ああ喉が渇いた。晴れ。


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