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HUNGER ハンガー(HUNGER) [DVDやら映画やら]

腹が減ったらどうするよ?という話し。ロリ・ヒューリングさんが良かった。彼女がいると映画らしくなります。誰も来ないような僻地で、井戸の中に落ちた人間たちが協力してがんばる感動大作物語かと思ったら、まったく違った。太陽の光も入らぬ見知らぬ場所に監禁された5人。ロリさん演じるジョーダンはみんなの共通点を探そうとするが、5人全員に共通する点は無いようだ。じゃあなぜ? それを知るには、用意されたドラム缶の水だけで生き延びるしかない。でも水だけでは腹が減るし体力も消耗する。そしたらどうするの?ということになる。ご丁寧に手術用のメスが落ちている・・・。限界突破の口火を切ったのがあの人というのが驚きでした。そんなところからいちばん縁遠そうな人だったので。ジョーダンは医学的知識があり、こうした状況で人の身体がどうなっていくかを分かっている。この場合、医学の他に精神面でどうなっていくかというのがホラーなところ。大勢より一人になるのが最善の策。おそらくジョーダンは、ルークとアナがああなるだろうとわかっていたんだろうなあ。5人が集められた理由は具体的に語られていない。それは断片的な映像から判断するしかない。おそらく、この監禁の首謀者が自分の正当性を確かめるために行ったことなんだろう。グロなところは P.O.V. 的な画像で荒くはなっているものの、食事中は観れません。復讐劇だったとか、監禁された中の一人が首謀者側だったとか、誰かが恐ろしい病気を持っていたとか、色々なトリックを仕込めそうな話しですが、単純にあの行為の善悪を問いたかったんでしょうなあ。ジョーダンが最後にとった行動が見事だなあと思いました。あれはじれったい。けっこう辛かったですが、ロリさんが良かった。天気良い。


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