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忍者武芸帖 百地三太夫 [DVDやら映画やら]

真一・真田・志穂美の3S映画だが、蜷川有紀さんが出てることが素晴らしい。この翌年が「狂った果実」でしょうか。野際陽子さんを千葉真一さんが裏切るという、何だか複雑なオープニング。タイトルにもなっている「百地三太夫」がいきなりやられてしまう。逃げ出した鷹丸が落ち合った場所は子供がいっぱい。でもあっけなく・・・戦国時代は恐ろしい。この映画では明智光秀が不知火将監に討たれている。豊臣秀吉の命ですが、光秀本人は三分くらいしか登場しない。三日天下ならぬ三分天下。五右衛門の正体が百地一族で、彼ら曰く「合体人間」。この頃は合体ロボ全盛だったか。大きくなった鷹丸は拳法の達人、真田広之さんとなって大陸から戻ってくる。志穂美悦子さんもおっかけてくる。忍術映画に拳法が合体するための、画期的なストーリー。蜘蛛一族たちの木の上でのアクションが秀逸。彼らは木登りだけでなく、土の中もすいすい潜れる。すごい。火野正平さんが何かをするんじゃないかと思ったら、彼の身内の方がやってくれました。そのおかげで鷹丸は捕まり、挙句は千葉ちゃんにアソコ握りという拷問刑にあう。見事なのは鷹丸の脱出方法。真田さん渾身の肉体技。何度も顔をぶつけたんではなかろうか。女性軍相手に茶目っ気を見せた後は、城からお堀へ豪快ジャンプ。背中から落ちたように見えるので痛かったんではないかなあ。この一連の脱出劇がこの映画の目玉のひとつだろう。素晴らしい肉体技。この他、火の踊りパフォーマンスや大火のジャンプで肉体を見せ付け、白雲斎の登場で更に活を入れられる。90パーセント真田さん映画。これを観ると服部半蔵がちょっと嫌いになる。ちゃんと役名がテロップで出るのでうれしい。ナレーターが戸浦六宏さん。タイトルロールによれば、主題歌の作詞は野際陽子さんらしい。へえー。曇ったりしてけっこう肌寒い

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