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野獣刑事 [DVDやら映画やら]

主人公は野獣刑事役の緒形拳さんだが、いしだあゆみさんの映画でもある。話しの中心は彼女です。緒形さんや泉谷さんに乱暴されるなどはしょっちゅうですが、特に頭が逝ってしまった泉谷さんに追いかけられ、町中を逃げ回るシーンは圧巻。後半で、遠くから見守る野獣刑事に向ける微笑は、その後の展開を考えると悲しくなってしまう。野獣刑事の相棒役で小林薫さんが出てました。清廉な刑事です。料理は作りません。成田三樹夫さんが刑事だが、どっちかというと悪い方が似合いそう。憎たらしい通り魔犯人はどこかで見たなあと思ったら、益岡徹さんか。この映画はR何とか、鑑賞可能年齢の制限対象でしょうが、それよりも児童何たら法に引っかかるんではないか。子供に何度も万引きさせるのは話しの筋なのでしょうがないとしても、一瞬でもアレを見せてしまうのは・・・ちょっと・・・たぶん野獣刑事は勢いあまってめくっちゃったんだろうなあ。ドヤ街のシーンでは、なぜか「どですかでん」を思い出す。そのシーンの芦屋雁之助さんは、テレビでよくやっていた役のよう。握り飯が似合いそうです。男といしださんの絡みシーンが何度か出てきます。最初は胸を見せずに上手く下着を着るなあと思っていたが、後半で少し見せてくれます。これは渥美マリさんや緑魔子さんぽいやり方か。1982年の映画というが、それ以上に古そうな感じがします。30年以上前だとこんなもんだったか。いちばんかわいそうなのは、何も悪いことをしていない、いしだあゆみさん。彼女が二人の最低な男たちに振り回される映画。後に残った子供の末路はどうなることか。緒形拳さんに合掌。面白かった。天気良い。


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