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パズル [DVDやら映画やら]

ジャケットのうたい文句と血だらけの夏帆さんが気になって借りたら、「フィギュアなあなた」の佐々木心音さんまで現れたので当たりだった。途中までは、よくあるバカな若者の犯罪映画かと思いましたが、他の人たちが下種過ぎて、だんだんと共感してしまう。大和田獏さんの悪い役を観ることはあるが、この映画のオムツ姿、おまけに実の・・・を・・・、とかなり下種な役をよく引き受けたなあと思う。「何日前」とか「何時間前」とかにさかのぼることで、観る人を納得させる。時間を飛んだりする手法は珍しくないが、改めて思ったのは、そうすることでとても単純なストーリーの納得度を増幅させる手法だなあということ。ただストーリーをなぞっていくだけなら観る方も退屈。でも何時間前はこうだったとか提示されると、なんだか知らないことを知った気にさせます。うーん、上手いもんだなあ。大きな主題としては「生きてて良い奴なんて誰もいない」ということのようだが、たしかにこの映画に出てくる校長とか生徒はいない方がいい。ひどい目に合わさせる彼らには、それなりの理由があるのだが、彼らはそれを受け入れない。助けてくれと請われたのを無視しながら、いざとなると助けてくれという。彼らは忘れっぽいのか。もしかして病気なんか。こんな人たちが側にいてほしくないなあと思った。最後の夏帆さんシーンは時間あわせなんだろうか。おお、けっこう新しい映画だった。面白かった。午後は雨だった。

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