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アップサイドダウン 重力の恋人(Upside Down) [DVDやら映画やら]

キルスティン・ダンストさんが出ているので観た。年を重ねてやつれ気味かなあという感じでも、好きだからしょうがない。映画の中の10年前と現在では間違いなく10年前の方が良い。これはたぶん、10年後の現在ではオフィスのシーンが多くて、白光で飛ばされまくってしまい、ちょっと肌が人間ぽくないせいだろう。上と下の世界というので、どんな世界かと思ったら、ほんとに逆だったのでおどろいた。ゼロ階を中心にしてプラス階とマイナス階に伸びる、まったくさかさまの世界なんですね。お互いが反重力物質を持ち、それを持ち込むことは云々、という設定も面白かった。なんせ持ち続けると燃えてしまう。基本的に上が下を搾取している社会構造になっている。面白いなあ。正直いってキルスティン・ダンストさんのエデン・ムーア役は、別な方でも良いと思ったが、アダム・カークを演じるジム・スタージェスさんは良い。顔の雰囲気がポール・マッカットニーに似ている。ボルショヴィッツなんて、ややこしい名前の同僚は良い人で良かった。最後に裏切られんかなあと思ったので。あらを探せばつっこみどころが色々出るだろうが、上下さかさまの設定や表現が良いです。だからこそ、キルスティン・ダンストさんを観れるのは非常にうれしいのだが、別な方だともっと良くなったんではないだろうか。とても複雑ですが、個人的には満足な映画であります。


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