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築城せよ! [DVDやら映画やら]

愛知が舞台の映画。片岡愛之助さん演じる恩大寺隼人将のヒゲが良い。甲冑の汚れ方・傷み方がリアル。ダンボールのセットがすばらしい。どこまで実際に作られたかはわからないが、しゃちほこだけでも素敵。海老瀬はなさん演じるナツキがときどき、石原さとみさんに見える。その他、見る角度によっては他の女優さんにも見える。なんだかお得な女優さんです。ナツキが城から墜ちるシーンが感動的。大ぼら吹きのような主人公のもとで、地域の人々が団結していくといえば定番の展開かもしれない。それに対抗する町長の江守徹さん+ふせえりさんのゲスっぷりがが、ゆるい刺激を与えてくれます。町長はまさしく現代の「悪代官」。彼と恩大寺隼人将の時を越えた因縁が面白い。恩大寺は最初に顔を見たときから分かっていたのだろうか。配役が良い。端役以上の演技をする阿藤快さんを見るのは、久しぶりというか初めてだったりする。目玉はやはりダンボールの城か。ダンボールも組み方次第では丈夫であるとはいえ、しょせん紙であるから天気には気を使ったり、美術スタッフの苦労が偲ばれます。石垣から水が溢れ出すシーンがあるが、ということはあの石垣もセットだということか。これまた大変。あと除霊の仕方が具体的で良かった。やれば出来るもんだなあと思わせる映画だった。


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