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バトル・オブ・シリコンバレー(Pirates of Silicon Valley) [DVDやら映画やら]

スティーブ・ジョブズさんがいなくなった後、伝記本(電子ブックなら「電気本」か)や映画が制作されたりしてます。この「バトル・オブ・シリンコンバレー」はジョブズさんが認知した数少ないエンターテイメント映像ではなかろうか。ベースになったのは、「Fire in the Valley」で、映像原題が「Pirates of Silicon Valley」。でもって邦題がなぜか「バトル・オブ・シリンコンバレー」。描かれているのは、ジョブズさんとビル・ゲイツさん、つまり Apple と Microsoft のストーリー。すべてが真実ではなく、フィクションもありだろうなあ。だって面白いから。二人の成長を楽しく(?)描いてます。ジョブズさん役は「ER」のノア・ワイリー。冒頭は、小説「1984」を基にした、有名な CM 制作風景から始まり、Apple に戻ったジョブズさんがプレゼンでゲイツさんとパートナーになるシーン。ジョブズさんが彼と手を組むのは、おそらく Apple を建て直すための手段のひとつであり、正しいことなら何でもする彼の決断でしょうか。この頃から Microsoft は、Mac用 Office とかを頻繁にバージョンアップするようになったと思う。ジョブズさんについては、ウォズさんが、ゲイツさんの場合はスティ-ブ・バルマ-さんが語る。二人とも一人ではなかったということを印象付ける演出だと思います。見る限りでは、ジョブズさんがヒッピーとかインドとか精神や芸術の探求に走り、ゲイツさんはテクノロジーにのめりこんでいたよう。ゲイツさんにとってバルマーさんは、自分にない性格をおぎなう人間だったのかもしれない。同じような人間より多彩が未来を作るのか。音楽も対照的で、ジョブズさんのときはロック、ゲイツさんの場合は、シナトラのマイ・ウェイ。少しばかしゲイツさんがちょっとイメージ悪いか。アルテアの紹介をしているところに、ジョブズさんとウォズさんが木箱に入った Apple I を持ち込むところは楽しい。誰が見てもキーボードやモニターがあった方が良い。その裏でゲイツさんたちはアルテアの言語を開発していた。何か一枚挟みながらも、彼らはつながっていたのかも。ウォズさんは働いているHPとの契約上、開発した Apple I を HP の人に見せなければならない。ウォズさんが上司にそれを見せたら否定される。このときに彼が見せる、「がっかりしたようで実はうれしい」表情が最高である。ゲイツさんの会社に勤める秘書(件お手伝いさん?)のお姉さんが楽しい。ゲイツさんの「友とは親しく、敵とはもっと親しく」は名言。社員面接で「本当の君はまだ童貞のままだ」なんて、ジョブズさんはほんとに言ったのかなあ、と勘ぐるのも楽しいです。役者さんたちはそっくりさんではないが、雰囲気の完成度は非常に高くて納得行く配役。バルマーさんの頭は最初と最後ではどっちが本物だろう。なんだかんだと、木箱とはいえ、コンピュータを作ってしまったウォズさんがすばらしい。ノーベル賞もんです。このドラマで描かれたドラマチックな波にはもう会えないかも。ああ面白かった。


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スティーブ・ジョブズ(STEVE JOBS)
Welcome to Macintosh(Welcome to Macintosh: The Documentary for the Rest of Us)


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