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009 RE:CYBORG [DVDやら映画やら]

ゼロゼロナンバーサイボーグたちの過去が語られないことを考えると、リブートやリスタートではなさそう。たぶんサイボーグたちの設定は引き継がれ、そのまま現在に至っています。見た目がいちばんかっこよくなっていたのはグレートブリデン。わかりにくいのはジョーとジェットの確執かもしれない。自分のマンガでの記憶では、ジョーとジェットが仲良く空から墜ちて終わっている。彼らの間に確執を設けたのは、アメリカのエゴや、ジョーが自らの存在を再確認させるためだろう。原作の天使編を新解釈したもののようですが、結末がちょっとファンタジー。天使とか神とかは手に余ってしまう話しではないだろうか。神に勝ってしまったら、やってくるのは無宗教世界、神さまが人間の脳が作り出したものだとしたら、そもそも戦う物理的相手もいません。結局気が変になった人たちを逮捕する日々が続くことになりますが、あ、そうか、それこそ今と同じ世界なわけだ。その世界を忘れるために、人はまた脳内神を造りだす。そしてまた繰り返し。学生服にダッフルコートの島村ジョー。案外学生服は欧米の人に受けるかもしれない。ポリスのスティングにエルビス・コステロが初来日時に着ていた覚えがあります。けっこうショックだったのは、009と003のムフフです。高校生といえば未成年なので、とりあえずあれはちょっと・・・制服姿は・・・いかがなものかと・・・。六本木ヒルズとかで出てくるジョーのJK彼女が実はアレだったのかというのは、なかなか良い設定だと思いました。あとギルモア博士がお疲れ、イライラ気味なのも良い雰囲気。年取るのは自分だけってこともあるんだろうなあ。高層ビルやペンタゴン爆破というのは、アニメでしか再現できないかも。マンガやアニメは、無理して実写化する必要はないし、アニメでしかできませんという好例です。面白かった。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-265829.html

秋田書店のコミック、「サイボーグ009」。なぜか第1巻が2冊あった。
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