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NO FUTURE: A SEX PISTOLS FILM(The Filth and the Fury) [DVDやら映画やら]

PISTOLSが聴きたくて買った2枚組みのCD「The Filth and the Fury」が、この映画のサントラだと分かったのは、この映画の原題を知ったときだ。どうりでアリス・クーパーとかの曲が入っているはずだ。意外なのは STING が彼らの初映画に出ていたこと。「マルコムは他人の金を使う名人」に笑う。間抜け呼ばわりされるグレンさんが気の毒であるが、外見やパンク的インパクトは、シド・ヴィシャスで固まったことは事実だろうなあ。ライブシーンでの音にはレコードを重ねているものもある。実際のライブの音や演奏を使えればもっと原題の The Filth and the Fury に近づけたのだと思います。時折映る日本語のチラシや記事。アメリカ公演、ギターのスティーブが、ステージ上であきらめきった顔を見せるのが印象的。シドはジョニーのファンだった。ジョニーはシドを友人として助けたかったが結局見限ってしまった。シドはジャンキーにはなりたくないという。しかし過剰摂取でいってしまった。彼の最期は映画「シド・アンド・ナンシー」が詳しいんだろう。ピストルズはシドが加入して完成したけれど、同時に終わってしまった。「偽者だけが生き残る」とジョニーは言う。本物の寿命は短いということか。「リチャード三世」のカットと彼らの重ね方が良い。ハッピーエンドの無いドキュメンタリーの秀作と思う。

GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-143913.html


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