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ロニー ~MODSとROCKが恋した男~(THE PASSING SHOW:The Life and Music of Ronnie Lane) [DVDやら映画やら]

スモールフェイセズ、フェイセズで活躍したロニーの物語。フェイセズの頃はよく聴いていたが、それより後は、アルバム「Rough Mix」 に ARMSコンサートくらいしか知らなかった。ARMS以降の、基金の横領被害や起訴の話しは初耳だった。また、病気がわかったとき、「身内に同じ病気の方はいますか」と訊かれ、「いない」と応える彼の心中はいかほどだったか。後期に見る彼の少し離れがちな目も病気によるものだったのか。「Slim Chance」時代の農場やトレーラー暮らしとかも初耳だった。それまでMODSバリバリだったスーツを脱いだ彼は、本当のジプシーになっていた。彼の生活や暮らしには首を傾げる仲間はいても、「生き方」にはみなあこがれいだいていたに違いない。だから The Who のピート・タウンゼントも庭を貸してやったんだろう。ギター好きからすると、ゼマティスのベースや、メタル部分を木でフタしたようなドブロギターに興味がわきます。あとはスティーブ・マリオットがグレッチをかき鳴らすところ。エリック・クラプトン曰く「身長120センチくらいに見えた」という小柄なスティーブにはグレッチがやたら大きく見えます。ロニー・レーンは病気によって人生をおかしくされてしまったが、幸いだったのは彼に伴侶がいたことだろう。後半、関係者が「日本に来たときは王様扱いされ、ロックスターに戻れた」と語る。よかったねえ。劇中のイアン・マクレガンやイアン・スチュアートも今はいないんだなあ。エリック・クラプトンのインタビューで、彼のバックに映る本棚にある「グラッペリ」と印刷された本が興味深かった。たぶんステファン・グラッペリでないかなあ。

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