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昆虫大戦争 [DVDやら映画やら]

虫虫虫の虫である。虫嫌い、特に虫のブーンといいた羽音が苦手な人には耐えられんかもしれない。外人俳優が出てきて吹き替えの日本語でしゃべる。小さいときは日本語がうまいなあと思ったもんです。今考えれば納谷悟朗さんなわけだが。スペクタクル映画としてのクライマックスは、川津祐介さん演じるジョージがゆかりさんをかばって、昆虫たちからの責め苦にあうところだろう。監督はこれをいちばん描きたかったのではないか。ゆかりこと新藤恵美さんの演技も必死であるし、襲われる川津祐介さんの苦悶もさすがといえる。こんな場面でNGも出せないだろうなあ。基本的にアメリカのエゴが冴え渡る作品。それと並行して語られるのはホロコーストの悲劇。自分がひどい目にあって誰も助けてくれなかったからみんなボコボコしてやる!というのは、黒沢清監督の「叫」か。ここで面白いのは、テロ女性が虫を操るのではないところか。彼女の薬は人間に虫たちの恐怖を植えつけること。そこで既に何らかの本能で人間たちに敵対しているだろう虫が現れて恐怖百倍。やり方は全く違いますが「アウターリミッツ」の「昆虫美人」を思い出します。異国ムード漂う作品で野山やセットの小屋での撮影が多く、日本らしさを感じるのは、船着場の場面くらいか。外人も多いし、吹き替えしたらタイ映画にもインドネシア映画にもなるでしょう。CGが無い世界。昆虫たちに荒らされた野原のセットはミニチュア。すばらしかったと思うのは特定の人たちだけだろうか。いい映画だった。


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