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南極料理人 [DVDやら映画やら]

標高の高さにおどろく。最高の高地トレーニングができそう。通信担当、盆さんの飯の上にのせるおかずの盛り方がすごい。タイチョーはよく食べ物をこぼす。見られながらのトイレの大きいほうがちょっとはずかしい。ナレーションを西村さんこと堺雅人さんがやっているのだが、意識したのであろう素人っぽいしゃべり方が良いです。役のこととはいえ、おにぎり作りもずいぶん上手になったんではないか。エビの話しがすぐ広まってエビフライになるのが面白い。極地でモチベーションを上げるのはまちがいなく食事だなと思う。西田尚美さんが子供を前おんぶしているのは、めったに見られないシーンだと思う。西村さんの着ている作業服みたいな海上保安庁の服がかっこいい。たぶん食としてのクライマックスは、足りない材料を工夫してタイチョーの好物を作り上げる話しだろう。それにこだわりはなくても、たまに食べたくなることってあるなあと思うので、タイチョーの気持ちは少しわかる。西村さんの娘、友花役の女の子のおっさん臭い演技がおかしい。なんだかんだいって父親に似たのだと思う。研究者や学者のように明確な目的があって着任した人いいとして、メーカーから命令で来た人には辛いんだろうなあと思いました。車メーカーから来た人が、大人のくせに「おはよう」を素直に言えないのはわかる。そんな人は確かにいる。オペレーターの清水さんがかわいかった。本さんの奥さんにもジンとくる。撮影は網走だったそうですが、裸で外に出たり寒かったことでしょう。ドキュメンタリーのドラマというのは、少しは刺激的・衝撃的な話しがないと間延びしてしまうが、あまりにフィクションだと白けてしまい、実際にあったとすると「あんたらいったい何てことやってたの」と言われる。だから人情や心情が中心になる。そうなると出来は役者さん次第。良い配役の良い映画でした。


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