SSブログ

消されたヘッドライン(State of Play) [DVDやら映画やら]

記者カルさんを演じるロン毛のラッセル・クロウさんは、車に乗ってカーラジオを聴いているだけでかっこいい。政治スキャンダルの映画である。邦題に「ヘッドライン」とタイトルにあるので、新聞が関係することがすぐわかる。新聞といえば記者で、政治家も出てくるような映画では、たいがいにおいて政治家や議員が悪いのは目に見えている。しかもその役が有名俳優(ベン・アフレックさん)であればなおさらだ。ラッセル・クロウと、新聞のWeb版を担当する女性。Web版というのは、足で取材しないと思われているんだろうな。確かにニュースを机上で転載するだけの人もいるし。ほとんどの記事は裏づけを取らず、後で訂正したらいいという感じ。情報屋(たまたま情報を拾った人が住んでいる場所がひどい)がソーダをおごれと言って、ダイエットじゃないやつとわざわざ注文をつけるところとか、留守電を聴くために道路の真ん中で車を止めるとか、アメリカ人は自由だなあと思う。エディターのキャメロン(ヘレン・ミレンさん)が警察に言う、"Open your books to us" がいかす。彼女は "This is your home" と言って仕事をさせる。ブラックな社長なら言ってみたい言葉 No.1 だろう。そして記者カルさんの机には、"DON'T TRUST THE EDITOR"。馴れ合いじゃ記事は作れない。カルさんがインサイダーと市場で話している場面、周りの人々がみんなが敵みたいで緊張する。編集者キャメロン、記者デラ、議員の妻アン、他密告者やスパイとか、女性たちが要所で緊張感を与えてくれます。いちばん悲しかったのは、議員の妻、アンさんじゃなかろうか。そのアンさんには申し訳ないですか面白かった。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-167965.html


共通テーマ:映画

スウィッチ(SWITCH) [DVDやら映画やら]

フランス映画。アパート交換の映画。見も知らない人とかと部屋を交換するとか、同居するシェアハウスとか利用する人の気が知れん。シェアハウスなんて絶対に犯罪の温床になると思うのだが。カナダから交換先のベネディクトの部屋に来たソフィーが、パリの街を自転車で走る。この場面は躍動感あふれる音楽をバックに素敵な映像になっている。女性を誘うときに、「名前は今度会うときに」などと男が言う。パリかっこいいなあ。男はゲスだったが。ベネディクトさんと間違われたソフィーさん。口の中をゴシゴシ DNAを採られるは、統合失調症やらファザコンは精神を病む傾向があるとか言われるわ、精神科の女性は彼女の話しに耳を貸さずにノートにいたずら書きしてるとか、散々である。そんなソフィーは、電話探知をされないように早く切る、警察をまいてとにかく逃げのびる、ベネディクトさんとの格闘、平凡だった彼女がレベルアップしていく。進んでいくと、ソフィーが巻き込まれた理由が分かっていくのだが、もうちょっとベネディクトさんがダークサイドに落ちるさまを描いてくれたら良かったかも。ソフィーと刑事の追いかけっこシーンで Go Pro っぽい映像が面白かった。雑貨店のパットがナイスガイ。こういう映画には彼みたいな人は定番。脚本は、「ヴィドック」の脚本や、小説「クリムゾン・リバー」を書いた人らしい。面白かった。


GEOの紹介ページ
http://rental.geo-online.co.jp/detail-234560.html


共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。