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ビッグ・バグズ・パニック(Infestation) [DVDやら映画やら]

クーパーの遅刻のごまかし方に笑う。人の書類を持って、今いそがしいとか、電話してる振りとか。バグという、でかい虫との取っ組み合う姿にぞっとする。虫は顕微鏡とかで見ても怪物そのものなのだが、それがそのままでかくなって襲ってくる。ああ背中がぞくぞくしてしまう。バグに落とされてビルに叩きつけれたり、車でひかれたり人の最期もさまざま。最後の爆発はなんだか古い特撮っぽくていい感じ。かっこよい外見とはいえないクーパーは、情けないながらも頼もしく、親近感を持てるキャラクター設定。彼の映画への貢献度は高い。落ち着いた性格のアジア系の女の子リーチーとか、配役が良いと思う。レイ・ワイズさんが演じるクーパーの父親が負けず嫌いで面白い。怪物が爆発して、その体液とかが人の身体にかかるのは定番のシーンだが、かからなかった息子にわざわざ塗りつけてやる父親がなんともいえん。レイ・ワイズさん安定の演技である。ひとつ間違えれば最高にくだらない映画になるところが、登場人物たちの微妙な軽さ、友情、恋愛、親子の関係、そして虫たちの醜悪さが良い映画にしてます。


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