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ローズ・イン・タイドランド(Tideland) [DVDやら映画やら]

第一印象は「ことぶき」はっぴ。出ずっぱりの子役におどろく。彼女は、「トールマン」、「ケース39」にも出ていて、「トールマン」ではすっかり大人びていた。バックナー家族役で「キャビン」にも出てたんだなあ。短い年数でも子供の成長は早い。彼女の父親ノアはジェフ・ブリッジズさんだが、ときどきクリス・クリストファーソンとまちがえてしまう。Tideland、干潟 - 本当は水があったのに枯れきった場所。家も建てられないし沈むしかない厳しい場所。生活するにはそぐわない。ローズが置いていかれたのはそんな場所。その中でデルとディケンズの変な二人に会う。二人のようなやつらは普通の世界にいるはずが無い。父親がバケーションをとってからなのか、どこかの時点でローズの妄想になっているんだと思う。ただしその途中で配達人らしいまっとうな人もいる。当のデルもまともに思えるときがあって、リスさえもまともに見えたりする。デルが妄想かといえば、それらしい人が最後に出てくる。ディケンズらしい怪我人も出てくる。ということは、普通のデルとディケンズらしい二人は偶然にも実在していたということか。また借りてもうちっと考えよう。でも原作を読まんと、この映画だけで考えるのは無理なんだろうか。意外な結末の中で、「彼女は食べ物が欲しい」というようなことを言う。それは彼女の現実世界の第2章開始というところか。マイ・ベストSFの「12モンキーズ」や「未来世紀ブラジル」とか、テリー・ギリアム監督作品は面白い。


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