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クローン・オブ・エイダ(Leidenschaftliche Berechnung/Conceiving Ada) [DVDやら映画やら]

ティルダ・スウィントンさんが出ているから観た。最初見たときはなんのこっちゃだったが、それは科学や物理的と言うかSFの視線で見たせいで、実際のところは古くからありそうな女性の物語。SFっぽい内容についてはあまり説明がなされておらず抽象的。CGは、Amiga か Mac で作ったムービーのようで、時代とその頃の性能を考えれば妥当なところ。コンピュータ上に現れ、エミーに話しかける犬は、Mac のインターネット環境だった CyberDog の発展系だろうか。印象的なのは、ヒロインのエミーが人類最初のプログラマーであるエイダ(ティルダ・スウィントン)を特集した映像ディスク(この頃はCDか)を、「○○患者の治療用みたいなもの」と言っているところだ。その映像を見ながら研究やパートナーとの生活に行き詰った心を落ち着かせる場面。今でいえばスティーブ・ジョブズさんのDVDを見て安心したり興奮するプログラマーといった感じだろうか。クローン・オブ~というタイトルのとおりクローンの話題が出てくるが、科学の結果というよりは先祖がえりのような霊的なものに思えてしまう。カレン・ブラックさんを久しぶりに見た。髪を切ったエミー役のフランチェスカさんの見た目は、Siouxsie & the Banshees の Siouxsie Sioux っぽい。変わった映画だった。


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