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地獄の天使 紅い爆音 [DVDやら映画やら]

東映マークの後は夜のバイク軍団。あれだけ近づいて走ってよくぶつからないものです。一人のバイカー女性がアップになるが、内藤やす子さんっぽい。Fender Stratocaster を弾くギタリスト、『ゴールド・フィンガー』貢とカミソリヨーコは恋人同士。内藤さんがボーカルをつとめるバンドのライブが終わった後は茂みでアッハン。終わった後も「お前の身体から音を聴く」などと言いながらヨーコの胸を触りまくり。アツアツっぽいですがこの後、ある事件で別れてしまう。姿を消した貢。そしてヨーコは刑務所送り。出所したヨーコはバンドを見に行くが、Stratocaster を弾いているのは貢ではない。そのときの彼女の表情がなんともいえない。ヨーコに対してバンドのメンバー、特に内藤さんが冷たい。内藤さんとの仲がどうなるかも見どころ。内藤さんは歌だけではなくてけっこう大事な役どころ。この映画はヨーコがどこかにいるだろう別れた貢を探す物語。そうさせるのは彼女のしょく罪の気持ちなんでしょうが、時の流れは無情にも・・・という展開。ヨーコが出会うやつらにまともなやつはいない。ある男はケガをした薬中毒で、ヨーコは看護師みたいに注射を打ってやったりする。なんだかんだと彼女はやさしい人なのだった。ヨーコが身体を動かなくされて襲われるときの音楽がかっこいい。下っ端やくざの「何しやがるだ、あぶねえじゃねえか」というセリフがなんだかな。森下愛子さんの目と鼻筋のメイクがかなり悪魔。内藤さんや舘ひろしさんの登場も目玉ですが、貢はワイルド7でストラダ5だし、ガードマンはウルトラマンだし、やくざの幹部はディーの人というのも魅力。貢のバンドのもう一人のギターが弾いているのが Gibson ES-330 っぽいけれどインレイとか PU が銀色というのが気になる。Epiphone かと思えばヘッドが違うし。内藤やす子さんが歌う『サタディクィーン』の作詞作曲が阿木燿子さんと宇崎竜童さんでした。クレジットにはモンキーハウスバンドの名前があるので、そのバンドが音楽を担当しているのかも。ギターが寺田十三夫さんでベースには南正幸の名もありました。けんか相手がフラワーキッスという女性グループなんだろうなあと思う・・・たぶん・・・ちがうかもしれない。新人なのに胸まではだけてしまる入鹿裕子さん演じるヨーコの、あわれむような、慰めるような、そんなまなざしがかっこいい映画でした。

ちなみに寺田さん所有の Stratocaster がこれらしいです。

http://www.unique-2.com/strato/index.html

映画と同じ、サンバーストにローズネックだった。もしかすると貢がいなくなった後でステージに立っている人が寺田さんだったのか?

GEOの紹介ページ

https://rental.geo-online.co.jp/detail-172818.html



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