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ウーメン・イン・ロック(Women In Rock / Girls Bite Back) [DVDやら映画やら]

二ナ・ハーゲンさま登場。赤っぽいタイトルバックが80年代の安っぽさをかもしだす。映画「リキッド・スカイ」を思い出したりもする。オープニングでは二ナさまの歌声をバックに歴代の女性シンガー、ロッカーが映し出される。色々映って最後は動くニナさま。チラチラ見えるパンティがエッチ。バンドのギターの方が弾いているのは Greco の GO だろうか。スリッツのドラマーのインタビュー。なぜバンドを始めたのか、なぜパンクだったのかに答える。ライブの曲がかなりジャングル。テレキャスターのリフがかっこいい。でもパンクな革ジャンのお客さんはちょっと乗り切れていない様子。スリッツやガール・スクールのインタビューがあったりして、スージー・アンド・ザ・バンシーズのライブ映像。スージー・スーさまは青いティアドロップスタイルの VOX ホローギター。ギターは YAMAHA SG。曲はパラダイス・プレイス。1曲とおしてやってくれのが素晴らしい。スーさまの余裕っぷりがかっこよすぎ。SG を弾くマクガフさんの姿もクール。後でヘルプで入ったロバート・スミスさんもかっこいいのだが、マクガフさんのシンプルさもまたかっこよし。ベースのセベリンさんが使っているのはミュージックマン。スーさまが「4年前に別な道があればバンドはやらなかった」「バンドは気楽すぎる」と話すのが新鮮。おそらくロンドンが就職難の時代だったのか。ガール・スクールがバンドを始めてからパンクが到来したのだが、彼女たちが望んでいたものはもっとヘビィな音楽だったと話す。確かにガール・スクールはパンクというよりハードロック。でも昔のヘビメタは嫌いと話す。それはブラック・サバスとかのことですか? そしてガールスクールのザ・ハンター。スタジオライブな様子。ゴールドトップなレスポールを構えたケリーさまの姿がロック。PU の様子からしてレスポール・デラックス。リアはハムバッカーに替えている。もう一人のギター、キムさまは SG。 Firebrand のやつっぽい。ベースはアルミネックのトラビスビーン。ボーカルはケリーさまだがちょっと弱いか。その次はボーカルとベースが女性、ギターとドラムが男性のバンド。このバンドは知らなかった。ジャズベースのようだが、ヘッドの様子からしてアイバニーズのコピーかも。それよりも面白いのがギター。Fender の Swinger または Arrow、はたまた Musiclander を使ってます。アンプに直のような音でその安っぽさが素敵。次のバンドも分からない。ドラムとギターのデュオっぽい。Mania D というらしい。次はまたスリッツ。今度はお客さんもはねている。うれしいことにスージー・アンド・ザ・バンシーズが再登場。マクガフさんはアコースティックギターを手にしている。曲はクリスティーン。映像はほぼスーさまメイン。もう少しマクガフさんを映してほしかった。インタビューで結婚して子供が欲しいなんて話しをするスーさま。「結婚相手がいないと思う?」とインタビュアーを笑って挑発するスーさま。インタビュアーは「いないと思う」なんて答えるが、スーさまのとなりにはしっかりバッジーが座ってたりして、今見るとニヤニヤしてしまう。そして曲はジグソー・フィーリングに突入。走るわ飛ぶわ寝るわ動き回るわのスーさま。マイクのコードはまるで新体操のリボン。マクガフさんのカッティングも激しさ満点。SG が弾きたくなってくる。お客は絶好調。どうやらベルリンでのライブだったのね。次はまた Mania D。変ったギタープレイ。そして再びガールスクール。曲はデモリッション。今度のボーカルはキムさま。ケリーさまより野太い声。インタビューの胸毛話しで笑う。キムはマジで怒ってたりして。次はスリッツがまた登場するのだが、どうもこのバンドは自由すぎるようで、お客さんがついていけなさそう。そしてラストは二ナ・ハーゲンさま。ドイツ制作だから最初と最後はニナさまなんですね。曲はジギー・スターダスト。デビット・ボウイさんの名曲です。演説か?と思わせる出だし。ちょっとヒトラーを思い浮かべてしまった。字幕でバンド名とかは出てこないが、チャプターがバンド名や曲名になっている。スージー・アンド・ザ・バンシーズのライブが細切れではなく、ちゃんと曲を通しでやってくれるところが素晴らしいビデオ。ロバート・スミスさんがギターを弾いているライブビデオもかっこいいですが、このビデオのライブもまたかっこいい。きっとステージ通しで撮ってあるのでしょうから、一度見てみたいもんです。スーさま好きなら見るべきビデオ。

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