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キングコング:髑髏島の巨神(KONG:SKULL ISLAND) [DVDやら映画やら]

『ランペイジ 巨獣大乱闘』ついでに見る。中国らしき映画会社名が登場して嫌な予感がしてしまう。冒頭の歴史の回想では毛沢東やら天安門が出てこないが、天安門はもっと後か。早々にコングが姿を見せてサービス満点。登場する人々を見て、『アベンジャーズ』外伝に思えてしまう。わけわからん島だったり、アメリカ、ベトナム、タイと、場所や時代が変わって忙しい。 "Tuxford General Purpose Batteries" を大写しに見せるところが意図を感じる。時代にあった曲がかかるが、中でも "Paranid" がすばらしい。サイズミックが打込まれる様子は撤退したばかりのベトナム戦争の再現。島に入ったヘリコプターがやられるシーンは、徹底的すぎて悪意さえ感じてしまう。ヘリコプターというのは頭上でローターが回っているので、飛行機みたいに脱出できないんだろうなあ。脚が竹みたいに長いクモなのかアリなのか、そのデザインがすばらしい。コングはけっこう顔がでかくて、かっこいいとは言いきれない。チャップマンがかなりかわいそう。彼の他、無慈悲な死が多数待ち受ける。大勢でおんぼろ手作りボートにどうやって乗るんですか?と思うが、さらにどんどん減っていくのだろうなんて想像する。手りゅう弾で立ち向かう件はチャップマンよりさらに無慈悲。かっこもつけさせてくれない。このあたりもヘリコプターと同様ちょっと悪意ありな感じもしますが、何もできないちっぽけな人間を表現するにはこれくらいやらなければならないのか。これを和らげるのが、冒頭のアメリカ人。よほど性格が良いのかタフなのか、友だちがいっしょだったせいもあるがよく生き延びてきたもの。刀があそこで役に立つとはなあ。ラストのモナークたちのシーンを見ると次のゴジラたちに続く雰囲気。でもこの時代は 1970年代なので、2019年から見れば45年くらい前のこと。みなさん亡くなっているかよほどの御長寿さんになっていることだろう。それにしても不安なのは会社名なのだった。もしかして次のゴジラも同じ会社なんだろうか。知らないうちにゴジラ他モンスターズの権利を主張されそう。

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