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ゲット・アウト(GET OUT) [DVDやら映画やら]

オープニングの黒人の方や、ドライブ中の鹿などにドッキリ。いったい何が始まるのか。白人たちの中の黒人という映画とは知っていて、恋人の白人女性ローズが途中で裏切ったりしないか心配になる。ただ黒人は主人公のクリスだけではなく使用人のジョージナやウォルターたちがいる。遠くを見るジョージナやそのドキッとする様子、走るウォルターなど、に否が応でも注目させられる。「オバマに3期があれば投票している」というセリフが印象的。本当に黒人が好きなのかもしれない。悪ガキそうな弟ジェレミーはクリスたち黒人の体力的素養について話す。そして夜、外の空気を吸うクリスの前に現れる黒人たち。ここでふと気が付いた。これはおそらく逆の映画だったりする?ということを。だから「オバマに3期~」もマジな心情? どんなラストが待ち受けるのかハラハラ。普通のアメリカ映画的ラストを望みたい。アーミテージという姓にも何かを感じる。沈んでゆく催眠術が強力すぎる。怖い話の中、ロッドの存在が心のよりどころ。ロッドが黒人女性の刑事に熱弁を振るうと、次のシーンでは男の黒人刑事が増えているところが面白い。なんだかんだとクリスがかっこいい。ナイフを受けとめるシーンはゾクゾクしてしまう。さすが身体的素養を買われただけのことはある。その設定が生かされているシーン。変なことをされた人も、まだ一部は生かされているというところが上手い。クリスが沈んでいく描写は、夢の中で体験したことがあるような臨場感。未発表シーンを見ると、埋もれさせるには惜しいのが多い。オーディオコメンタリー付きもうれしい。エンディングは特典のものより本編で良かった。その後のクリスがどうなったのかは良いように考えるしかない。あきらかに黒人差別な話しなんでしょうが、白人が黒人の能力を肯定しているようにも見える。色々想像したがまったく違ってた。思えばウォルターの粉砕するようなまき割りも力を誇示するようであやしいのだった。失礼でも面白かった。


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