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静かなる復讐(TARDE PARA LA IRA/THE FURY OF A PATIENT MAN) [DVDやら映画やら]

スペイン語の映画。バーのシーンで絶えず動くカメラがかっこいい。あまり説明がない。主人公だろうホセもあまり語らない。彼には病院に知り合いが入院している様子。バーに出入りするホセの目当てはどうやらアナ。雰囲気が篠原ゆき子さんに似ている。角度によってはスカーレット・ヨハンソンさん。彼女の姉の義理の弟、つまりアナの夫クーロは刑務所に入っている。独り身のホセとつながりを持ってしまうアナ。ホセはなぜ彼女に近づくのか? それはイメージの断片で察してしまう。クーロやその仲間たちは犯罪にも手を出すワルだが、ホセは普通の人に見える。おそらく人を殴ったこともなさそう。病院ではクーロに殴られ・蹴られっぱなし。ただし彼のターゲットである人にはメッタ刺しとか容赦ない。そして後先を考えていないようで、ビールで手を洗ったりしながらも落ち着きを取り戻すのが早かったりする。それだけ目標がぶれないということか。そして忍耐強い。アナの子供がけっこう大きくなっていたので5年くらいはひたすら待っていた様子。単純そうで犯人捜しはけっこう意外。アナが最後に電話をかけたということは、ビデオに犯人が写っていたのか、それとも怖くなって電話しただけなのか。誰がどこまで知っていたのか。ちょっとはっきりしないけど面白い。いちばんおどろいたのは面会の間で子供を作ってしまうこと。すごい。ホセのぶれなさが男の中の男。どんなワルなチンピラよりもかっこいい。面白かった。


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