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ボーイ・ミッシング(SECUESTRO/BOY MISSING) [DVDやら映画やら]

スペイン語の映画。スタッフが映画「永遠のこどもたち」関係らしいので見た。ホラーではなかった。少年ビクトルが誘拐された事件で始まり、ウソや隠し事がきっかけで誰かが追い込まれていく。誰がウソを言っているとか、何が隠しているなあというのはだいたい分かる。そこからどんな展開になるのかを楽しみに見る。殺し屋バイカーたちが頭悪そうでちょっとハイテクで意外なやつらだなあと思ったが、この辺りがヒントかもしれない。長い時間をかけて考えていたのか、一瞬で思いついたのか、なんだかんだあの人はすごい人のなのかもしれない。最後は飛行機内だし。そしてひどい目にあうあの人は、具体的な回想シーンは登場しないけれど、よほど悪いことをしてきたのかなあと思う。ゴミ箱あさり役の刑事カレニョがかわいそう。長髪かつらのパトリシアが一瞬女装のおじさんに見えてしまった。気になるのはビクトルが思い出していると思われる廃墟のイメージ。あれば何だったのか? 何かを見た記憶なのか? それともイマジナリーな記憶? 観ている人も迷わせるシーンでもある。スペイン映画は音楽も圧倒的。なんでもないシーンをいやというほど盛り上げようとする。ラストのパトリシアが真相に気づき始めるところも仰々しくてそれが快感でもある。どこの国の学校でもいじめというのはあるもんだ。原題は直訳しても「誘拐」だから分かりやすい。最後はよろこんで良いのか悪いのか。面白かった。


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