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人狼ゲーム ラヴァーズ [DVDやら映画やら]

主役が人狼なので「ビースト・サイド」な感じであるが、新たな役職が追加されている。「キューピッド」が「恋人」というサブ役職二人を指定する。恋人に指名された二人は、各自の部屋のモニターに映るメッセージでお互いを知ることになる。恋人の一人が死ぬと、もう一人も自動的に死んでしまう。もしゲーム終了時に恋人が生き残っていたら、恋人とそれを指名したキューピッド「だけ」の勝利。つまり人狼でも村人でも生き残れる。ひどいアップデートは、指名された人の首輪が勝手に絞まるのではなくて、指名した人たちの手で殺さなければならなくなったところ。5回目ともなるとゲームが2度目という人がけっこう多い。勝利したとしても抜け出すことができない現実。運営側が存在するなら、こんなゲームの事実が外にもれてはまずいだろうから、外に出すことはないだろう。でも「ビースト・サイド」では逃げたような。ヤンキー虎之介のやり方がシリーズのなかでいちばんひどかったような。特に彼の女性に対する暴力ぶりはシリーズの中でも屈指かも。中盤の終わりで人を刺す蘭子を見る虎之助の表情が秀逸。ひなたの病気というのもあやしそう。いつの間にか議長になっている「まえだまえだ」のデブさんもあやしい。この人が唯一知っている役者さんだった。エンジ色の制服のイチカの目つきに何かありすぎ。この人の見た目のバランスは奥菜恵さんに近い。ひそひそ声と絶叫の差が激しすぎて字幕がほしい。今回のゲームでは「なぜ参加させられたのか」「参加の動機」「参加者の背景」などが語られ、参加者たちによってゲームを運営する側や賭ける側の仕組みについても少し触れられている。自ら参加した人もいるし、運営側に近づき始めたような。だんだんシリーズも佳境に向かっていくのか。副題の「ラヴァーズ」の由縁はサブ役職の「恋人」に関係するのだろうが、最期の蘭子とヤンキーの間柄のことも示唆していそう。助かってほしいためのウソも恋人と言えそう。叫んだり悪態をついたりする演技が自然に見えるのは、みなさんの地のせいだろうか。けっこうビビる。「~なら、夜中に私を殺せばいい」というセリフに、RCサクセションの歌詞を連想する。人狼第5弾も面白かった。冷える。


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