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ハングリー・ハーツ(Hungry Hearts) [DVDやら映画やら]

01 DISTRIBUTION のロゴの古っぽさが面白い。監督やスタッフの名前がヨーロッパっぽいと思ったら制作国がイタリアだった。開始早々トイレの臭いがたいへんそう。元をたどれば「外に出して」をがまんできなかった男が悪い。妊娠検査薬の結果を見たときのミナの表情が怖い。パーティの後の顔、シカを見た顔、子供とお風呂に入りながらの放心状態のような顔。その他色々なシーンで見せるミアの表情がこわい。不安定さであふれている。屋上でアンテナを見上げる表情は電波を感じていそう。でも手をつないで横断歩道を渡っている姿はかわいい。水色のカーディガンも素敵。砂浜から子供と二人で夕陽をみる表情が良かった。「あの子肉を吐いた」が怖い。義理の母親に話した母や父のこともちょっと疑ってしまう。流れる音楽が「フラッシュ・ダンス」。そういう時代設定なんだろうか。このシーンが唯一楽しいところ。じわじわと悪い方向に向かう様子は、「レクイエム・フォー・ドリームス」な感じもする。ときどきドキュメンタリーにも見えたりする。慣れない国でよりどころが欲しかったのか。ほんとうに良くない気配を敏感に感じたのか。心霊占いに洗脳されてしまったのか、ほんとうのところは分からない。夫婦の間で暴力があれば訴えられるし、法律に照らし合わせてしまうとどうにもならない結末しか見えない。「会社に戻るよ」は良くない言葉。シカを撃ったハンターが闇に消える夢の謎。心霊占いはサイキック・リーディングというのか。アダム・ドライバーさん、彼の母役の人、そしてなんといってもミーナ役、アルバ・ロルバケルさんの「顔」と見る映画。男優とか女優賞をもらったというのも分かる気がする。ああ怖かった。雪。


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