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ギプス [DVDやら映画やら]

画面サイズが4対3の映画。エコエコアザラクな佐伯日菜子さん演じる環と尾野真千子さん演じる和子の物語。尾野さんの頬が少女みたい。裾を折ったジーンズでなお子供っぽく見える。和子のバイトは録音をパソコンで打ち起こすこと。和子は流曲線がかっこいい PowerBook G3 を使っている。隣の子が使っているのは 3400 か 5400 っぽい。他は PC。和子の PowerBook がいちばんかっこいい。和子は同僚たちの誘いを約束があるからと断るのだが、その時の同僚たちの表情に否が応でも何かを察してしまう。環は片足をギプスで固定していて、横柄に色々を頼みごとをする。環の口からはっきりとは語られないが、初めてギプスを付けたときの同情とか特別な視線に酔ってしまったのではないだろうか。それだから骨折もしていないのにギプスをする。腕ではなくて足のギプスというのがポイント。歩き回ることのできない不自由さが周囲を引き付けるのだろう。和子はいわれの無い環の頼みごとを断れない。「わたしがギプスをはめて歩くと何かが起こる」と話す環。彼女はギプスの他に眼帯をしたり包帯を巻いたりする。環が主導権を握りっぱなしの話しは、和子の行動によって新展開を見せる。彼女は環の秘密を知ってしまった。そして環に対してある行動をとる。考えてみると悪い時の環は革パンツをはいている様子。環が和子に脅迫状を読ませるシーンでは、おそらく環は和子も疑っている。だから和子に声に出して読ませたのだろう。どういう立場にあろうと主導権を握るのは環。主導権を取ろうとする和子だが、環の魅力にはあらがえない。その二人がどんな結末を迎えるのか? というのがサスペンス。佐伯さんの目が大きい。かなりの存在感。口を開かずただ見ているだけどいうシーンも多い。鼻も高い。今だと平愛梨さんが彼女の雰囲気に似ているが鋭さがちょっとちがう。和子には哲夫という恋人がいる設定だが登場しないところが面白い。教師役の津田寛治さんがかなりかわいそう。雨・曇り・晴れ。


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