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腐女子彼女。 [DVDやら映画やら]

「腐女子な彼女のとの戦いの記録」とあるが、戦いというよりそのカルチャーへのおどろきの記録といったところ。結ばれて、とある事情で別れ・・・という普通の物語。しかし中だるみ感無し。無駄台詞無し。カルチャーをあまり深く突っ込まないところが良いのかも。無茶苦茶面白い。ヒナタとコージを見て呆けるヨリコの顔がすばらしい。店で同人誌を探す姿がはっちゃけすぎで面白い。「お主もまだまだよの~」がかわいい。ちょんまげみたいに髪を縛っているところもおかしい。その反面、普通にアパートの部屋に帰って、普通に静かにしている姿にドキッとするのはなんでだろう。ヒナタによるサンタとトナカイの妄想ショーも面白い。ヨリコが三国志を読みだしたのは、ヒナタの事を理解しようとしたためだろう。彼女の心の変化がちょっとだけ分かってくる。最初のノックで会わないところが良い。宅配便の兄さんはダルさんだろうか。二人はエッチしたのか?というところが気になる。エッチっというか性的な描写が少ない、というか無い。入浴シーンは有っても沐浴な感じ。二次なエロも無い。エロなゲームに恍惚となるシーンがあるが、そのときもプレイ画面を映したりしない。「腐女子」というかオタク的な受けを狙うなら、実在するコアで深いものをどんどん紹介していくところでしょうが、大衆向けに割り切っているところがすばらしい。そのおかげでヨリコの腐女子ぶりとコメディエンヌにだけ集中できる。彼女が学生ではなくて働いている設定もよかった。社会的責任を全うしている彼女が何を好きになろうと文句を言う人はいない。エンド・ロールの曲が良い。歌が上手い。これは声が良いのかも。出演しているほとんどの人は存じ上げなかった。ひたすら松本若菜さんを楽しむ映画。面白かった。晴れ・曇り。


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